使用問題集
※社会福祉士合格に伴う共通科目免除のため、専門科目対策の問題集を購入しています。
① 精神保健福祉士国家試験 過去問一問一答問題集専門科目編 久美出版
② 精神保健福祉士国家試験問題分析と受験対策過去問題集 専門科目編 久美出版
両方とも久美出版の物で、セットで使える作りになっています。
私は上記①の『精神保健福祉士国家試験 過去問一問一答問題集専門科目編』の1冊を中心に勉強しました。
②に関しては、受験直前の3日間に、第16回試験問題と事例問題の把握目的で使いました。
1月5日からの学習で、なんとしても残りの20日間で、合格してみせると一念発起したものの、社会福祉士試験から3年ぶりに受験する国家試験の受験勉強は容易いものではありませんでした。
社会福祉士試験と被る問題も複数ありましたが、人物名や制度の違い、病状や分類などはなかなか覚えづらいものでした。
ブログを運営しつつ、受験生のみなさんが苦戦されている声を耳にしながら、私も同じ立場の戦友という気持ちで鼓舞していたのです。
私のやり方は、一問一問を逐一マスターするのではなく、まずは1~50問くらいの単位で問題と解答をざっと目を通してみて、また最初に戻ってからしっかりと解いてみるというやり方でした。
「木を見て森を見ず」ではなく、まずは森という全体像を掴んでから、1本1本の木に対処した方が特徴を掴めて捗るという効率の良さを体感していたのです。
その繰り返しで、2回、3回間違える問題も、4回目には解けるようになっていました。
◆ なぜ過去問集勉強法ではなく、一問一答式にしたのか。
拙ブログで推奨している、過去問重点反復学習法に倣うならば、②の『精神保健福祉士国家試験問題分析と受験対策過去問題集 専門科目編』を中心に使えば良かったのですが、今回私が①の『精神保健福祉士国家試験 過去問一問一答問題集専門科目編』を主眼に置いたのは、新しい試みをしてみたいという思いからでした。
慣れた方法ではないリスクを負うことになりましたが、どんな問題集でも1冊マスターすれば合格できるはずという仮説を実践するためでした。
過去問題集だけではなくて、「一問一答式でも合格できる」という実績を残すために、①の問題集のみで立ち向かう覚悟で腹をくくりました。
1500問の問題構成は、第1回目からの過去問題がベースに1問1問が構成されており、頻出別にA~Dランクに分別されていました。
内訳は、以下の通りです。
ランクA・・・特に出題実績が多い必修テーマ 全310問
ランクB・・・しっかり押さえる定番テーマ 全610問
ランクC・・・ここまで押さえてひと安心 全330問
ランクD・・・さらに押さえて得点アップ 全250問
この1冊をマスターすれば、必然的に過去問を網羅することと同じなので、やり方としては間違いではないだろうという計算でした。
一問一答式だと一問ずつ正確な知識が身に付けられて、同時に出題傾向も把握できるメリットがありました。
気がかりだったのは、出版日が2013年8月だったため、掲載内容が第15回試験までの物であることと、法令がやや古いものになっていることがありました。
また、事例問題は一問一答という形式上、問題文が割愛されてしまうため、長文読解力を培うには不向きな面がありました。
そのデメリットを埋めるために、直前の3日間で、②の『精神保健福祉士国家試験問題分析と受験対策過去問題集 専門科目編』を用いて、事例問題と第16回試験の最新過去問のみにスポットを当てて当日に臨みました。
また、白書などの統計問題からの出題は、ネットをこまめに使って最新の数字を把握することに努めました。
養成講座で使用していたテキスト等は一切使わずに、イメージしにくい人物名や制度はネットや画像検索を駆使して浸透させて、後はひたすら1500問の反復学習という地道な作業に没頭しました。
続く