正直、「受験は辛い」という気持ちは、常につきまといました。
宅建にしても、社会福祉士にしても、勉強している時間は、楽よりも、苦痛に感じる割合の方が圧倒的に多かったです。
何度書いても覚えられない人名や、歴史順。
「なんて自分は物覚えが悪くて、馬鹿なんだろう」と、一日に10回以上は木霊しました。
それでも、何とか結果は出ました。
正直、この合格は、運に左右されたものもかなり大きいと自覚していますが、それも実力のうちだと思っています。
81点だろうが90点だろうが、合格ラインに入って受かればいいんです。
私の考えとこのブログの根本は、そこから作られています。
私の同級生で、「8割以上取れなければ、たとえ合格しても、価値がない」と、真顔で力説してきた人もいました。
私は、そういう考えもアリだと思います。
自分を厳しく律せられて、高得点を獲得できる受験生は、私から見て尊敬に値します。
ただし、上には上がいるので、出来る人間と比較しすぎると、自分を失ってモチベーションが下がってしまいまいます。
このブログは、これまで8割以上の高得点を取るための勉強術指南ではなく、6割を確保できるためのテクニック・アドバイスにスポットを当てて、書いてきました。
自身の経験から、勉強に自信がなくても、達成を遂げることは不可能ではない。
どんなに頭が悪くて、勉強が嫌いと自覚している人間でも、諦めずに、必要限の努力を重ねれば、遅かれ早かれ合格できる。
この一点を伝えるために、今日まで発信してきました。
7割はハードルが高いかもしれないけれども、6割ならこんな自分でも何とかなるかもしれない。
勉強嫌いで一ヶ月ちょいしか勉強していないこんな弱い自分でも、6割の合格ラインならば何とかなりました。
もしも、ボーダーが7割ならば、間違いなく落ちていました。
気が弱い私のことですから、最初から7割以上が合格という、最低標準値がわかっていたら、そもそも受験を志していなかったかもしれません。
「6割ならなんとかなる」
この自己暗示を欠かさないでください。
150点中の90点です。
それどころか、19科目新試験以降のボーダー見ても、81点~85点でも、合格圏内なのです。
事実、社会福祉士国家試験は90点以下でも、受かる試験なのです。
試験改正により、次回から合格ラインが90点以上になる。
こんな信憑性のない噂は何年も前から蔓延っていたようです。
根拠のないボーダー説を鵜呑みにせず、やるべきことをやれば結果に繋がります。
二桁ならば何とかなりそうな気がしませんか?
私と直接やり取りを希望される方は、メールフォームからご連絡ください(全ての内容にお答えできるかは保証できませんが、ブログの趣旨に沿っていれば、返信いたします)。
一人での勉強は「辛」いかもしれませんが、ブログを通してお力添えすることで、「幸」に変わる瞬間があれば何よりです。
停滞していたみなさんが、少しでもやる気が芽生えていただければ、これほど嬉しいことはありません。