不適切問題の議論が合格発表後まで広がった第24回試験。
史上初の合格点が5割以下という異常な回に終わった第25回試験。
第25回試験を反省したかのように再構成された第26回試験。
想定外の合格点の高さに余波が残った第27回試験。
2年連続の88点という高水準で、発表日に誰も指摘しなかった不適切問題が発覚した第28回試験。
このブログは3月で5年を迎えますが、振り返ってみると社会福祉士試験はその年によって異なる歴史が刻まれてきました。
私が受験した第24回試験(合格点81点、26.3%)終了直後は、疑義問題(不適切問題の有無)の真相を解き明かすため、各専門家の見解を知るために、私はネットサーフィンに没頭していました。
けあサポの露木講師ブログ以外にも、社会福祉士合格ゼミナール、カエルのおうちの交流掲示板、いとう総研、タカノ塾のブログ等の関連有名サイトを読み漁っていました。
社会福祉士合格ゼミナール、カエルのおうちの交流掲示板では、直接管理人に質疑ができるため、不適切問題候補の指摘や、管理人の見解を尋ねる書き込みが目立っていました。
受験生は1点の重みを知っているだけに、真相を確かめるために気が気でなかったのです。
真実は合格発表のその時までわからずじまいです。
第24回の例で言えば、不適切問題はゼロ、かつ二つの肢で意見が分かれていた事例問題の解答も、両成敗のように全く違う選択肢が答えになっていました。
昨晩夕方以降に解答速報が一斉に公開されたために、既に自己採点をされている方もたくさんいらっしゃるでしょう。
毎年恒例のように今回も解答割れがあるようで、試験構成が変わったという意見も際立つように、自己採点がだいたい80〜88点以内の方は不安で仕方がない最中かもしれませんが、できるだけ最悪の方向には考えないようにしていきたいものです。
拙ブログの暫定自己採点投票結果を見ても、自己採点が高めの投票が多くなっています。
これは毎年見られる傾向で、そこだけを見ると90点以上超を予想されている方もいらっしゃるかもしれませんが、合格点も疑義問題の正答も、その時までわかりません。
試験終了後から24時間ツイッターで募集していた「試験はどうでしたか?」投票の結果は下図のようになりました。
347名程の受験生が投票くださりました。
ちょうど8割の受験生が「難しかった」と声を唱えています。
蓋を開けてみたら、「なんだ。難しかったからやっぱりこのくらいの点だったか~」と納得するような結末が待っているよう願う一方です(過去10回分を元にすると、そのような発表日になることの方が多かったです)。
毎年ですが、合格発表日までの40日間は「長い」と感じる方が圧倒的に多いです。
合格点が3月15日まで分からない不安がつきまとってしまうと、日常生活や職場生活にも影響が及んできますので、少しでもリラックスできるような記事を心がけていきます。
明日以降、私が社会福祉士試験を受験した当時の実体験をご紹介します。
当時私は余裕合格という結果に終わらずに、ボーダーライン上に位置していた身ですので、多くのみなさんに共感できる部分があるのです。
その後は私が取得済みの関連資格等も紹介させていただき、精神・社会福祉士試験合格後に新しい資格を目指される方の参考になれるような記事も織り交ぜて行きます。
また、解答割れ情報やボーダー予想サイト等は私一人のリサーチでは辿りつけない部分もありますので、ご協力いただける方はコメント欄や管理人宛にメッセージをお送りいただけると有り難いです。