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上記著者のブログを拝見したところ、平成27年度の司法書士試験合格者の体験談の中で、独学勉強者にとって参考になる内容であったため、紹介させていただきます。
2回目の受験で、1年8ヶ月という短期間で合格を果たされた受講生の体験談です。
試験は異なれど、勉強への心がけやスタイルは共通しているところがありました。
ご本人は、「若くも無く、学歴も無く、まして優秀でも無く、司法書士を目指すきっかけも自発的では無かった」と受験に至るまでの背景をそう語っています。
13年勤めていた会社を退職された後に、家族から「司法書士を取って欲しい。君なら出来る」という一言が全ての原動力となったようです。
法律の勉強に縁がなかったようで、司法書士のイメージも湧かないままスタートされたようです。
合格に至るまでの具体的な勉強法の中で、以下のポイントが参考になりました。
・使用テキストは何度確認しても新しい発見がある。
慣れ親しんだテキストでも、改めて見ると、読み飛ばしていた情報がたくさんあることに気づかれて、二年目も新しいテキストに手をつけずに、一冊のテキストを何度も繰り返して独学に使用したようです。
・難解な法律用語を全て覚えようとせずに、イメージで理解に努めたり、正否を判断できるような視点を培っていた。
司法書士ともなると、法律用語も難しくて、問題文で問われていること、選択肢別の正誤を判断すること自体が一筋縄ではいかなくなるものですが、日常生活であり得るような場面を例にしながらイメージを膨らませていらっしゃったようです。
この点は社会福祉士の勉強においても共通しているところがあります。
・試験に勝ち癖、良いイメージを高めるために、事前に宅建士を受験して合格していたこと。
社会福祉士試験以前に福祉住環境コーディネーター2級や、介護福祉士、ケアマネを受験して臨むと本番に強くなると言われているように、事前に関連資格を受験されていたことは追い風になったようです。
・本番で「あれだけ自分は勉強したのだから」と自信を持って最後の1分1秒まで挑めたこと。
最後の最後で真価を発揮するのは、受験勉強を耐え抜いて本番を迎えられた自分を信じて闘い抜けるメンタルです。
自分なら出来るという確固たる自信は日々の学習の積み重ねと応援してくれる味方の支えから生まれてものですよね。
ぜひみなさんも初めから最後まで体験談をご覧になってみてください。
法律の学習経験なしから20ヶ月で短期合格より