第20回精神保健福祉士試験・第30回社会福祉士試験が終わってから2週間が経ちました。
気持ちは試験から切り替わって、忙しい日々を送っている方もいらっしゃるかもしれません。
けれどもこの記事をご覧になっている方の大半は、今年の合格点が気になって心が落ち着かない日々を過ごされておられるのではないかと想像しています。
会社ごとに解答割れが複数生じていることで、1点の重みを意識されている方も多いでしょう。
多年受験の方や、入社条件として精神・社会福祉士資格が必須の方にとってはプレッシャーが半端ないことだとお察ししますが、来月には忍耐の冬が明けて喜びの春が到来すると信じ続けましょうね。
現時点での合格予想点を下記にまとめました。
■ 社会福祉士試験
1.小高塾
全体 98点
専門 48点
※昨年の合格率26.2%と同じくらいの合格率と仮定した場合です。
2.いとう総研
88〜90点
3.けあサポ露木講師
「昨年同様(やや易しい)の難易度でした」という印象です。ですから、合格ラインも昨年度同様(86点)くらいと考えておきたいところです。私的には、本年度の試験レベルであれば、6割90点と言いたいところです。
※今年は精神保健福祉士試験の合格予想点サイトは見当たりませんでした。
以下、社会福祉士試験受験生向けの内容になります。
今年は例年以上に高得点の予想を発表されていることから、「ダメかもしれない」と絶望的な気分に浸っている方も少なくはないのではないでしょうか。
90点を超えるかどうかラインを気にされている方も多いのではないかと想像しますし、もしかしたら100点近くになってしまうのではないかと悪い想像をされてしまう方もおられるかもしれません。
けれども、予想はあくまでも予想なので、結果は当日にならないと分かりません。
合格基準は6割で、難易度によって補正するという評価式なので、6割を超える可能性はありますが、どれだけ社会福祉士の合格者を輩出したいかという意向によって変化してくるところもあります。
例年のように26%前後になるのか、それとも多めに合格者を出すために30%程度に上昇させるのかによって、合格点が影響してくるところもあるでしょう。
社会福祉士のニーズは年々広がっているので、合格率を今年から絞るという方向性は考えにくいところはあります。
赤マル福祉の社会福祉士試験全体平均点は2月17日時点で100.9点(サンプル数が約3500)になっています。
2700人以上のデータ数の場合、平均点から2〜4点引いたものが合格点となってきましたので、例年通りになれば97点前後くらいになることになりますが、現実的に95点を超える合格点というのは考えにくいところではあります。
見て覚えるナビの伊東氏の試験分析によれば、今年は第28回試験に近い難易度であり、合格点も88点〜90点になると予想されていますが、第28回試験は不適切問題が2問発生しての88点なので、今年不適切問題がゼロであれば、跳ね上がって90点以上になるという展開はあまり現実的ではないという見方も出来ます。
当の赤マル福祉も、87点を合格基準点として想定しており、90点超は合格点として確実だと見立てているので、あまり悪い方向に想像はしたくないものです。
精神保健福祉士試験の専門科目については、昨年度(44点)よりも難化されたことが拙ブログの投票及び赤マル福祉の自己採点評価よりうかがえます。
手応えが悪かった方も、最後まで希望は忘れずに待ちましょうね。
いずれにしても、合格点は発表日当日まで分かりません。
予想していたよりも合格点が低かったという結末が待っているように願わずにはいられません。
特に85点〜90点の自己採点結果の方にとっては、毎日気が気でないことが想像させられますが、合格発表日にご自身の受験番号が刻まれている瞬間を目の当たりにされて、一気に報われる未来が待っているようにイメージングを重ね続けましょうね。
私と受験応援応援隊のタイゴウくんとウカるんちゃんがその日まで傍についてます。