5月と言うと、「5月病」というマイナスイメージがつい浮かんできそうになりますが、精神・社会福祉士試験の受験生にとっても他人事ではないかもしれません。
いやいや、先月からの新環境で身も心も疲れ果てて4月病に罹ったような気持ちだよ。
とても受験の用意をするような余裕はないよ。
と、うなだれながら5月に突入された方も多いのではないでしょうか。
例年、この時期から受験を始められている方は、リベンジ受験生が大多数のような印象を受けます。
特に第30回試験を受験された方からすると、「今年こそは是が非にでも勝ってやる!!」と闘志を燃やし始めた方もいらっしゃるかもしれません。
「えっ、もう受験勉強を始めないと遅れを取ってしまうの?」
焦りはあるもののやる気が出ないとしても未だ本試験には間に合います。
また、やらなきゃいけない、受からないという気持ちが根底にあっても、どうしても行動に追いつかないと焦っている方や無気力感が抜けない方も、まだまだ時間はたっぷりあるので、自分を追い詰めすぎないでくださいね。
そもそも2018年度試験対策の問題集がまだ揃っていないので、待ち組の方もいらっしゃるかもしれません。
例え問題集に手をつけなくても、この時期は学校の課題や授業に集中したり、福祉住環境コーディネーター試験のような関連資格試験を受検されたり、福祉業界に関係する書籍を読み漁って読解力を高めるような作業の連続で、後々の試験に響いてくる地盤を固めることが出来ます。
今月から養成学校や新しい職場環境がスタートされて、慣れない生活に集中する日々を過ごされる方が大勢いらっしゃるとは思いますが、くれぐれも健康にご注意くださいね。
ゴールデンウィーク期間も地方によっては25度超の日々も続き、直射日光に当たり続けると熱中症になってしまう恐れもあるので、油断大敵です。
この時期から体調管理を日常的に行っていくことで、本番でも平常心を持って臨めるようなコンディションを用意することができ、そういう当たり前のような振る舞いこそ合格のために必要不可欠になってきます。