う〜ん、これだけ想いを込め続けているのになぜに結果が出ないのだろうか。
あらタイゴウくん、片想いの切なさを嘆いているのかしら?
4月の終わり頃から、家の外に生えている桜の木を眺めながら「花びらが開花しますように」と念じ続けているのに、一向に芽が出る気配がないんだよ。
そうだったのね。どおりで毎日目を閉じながら桜の木を眺めていると思ったら、早咲きするように願っていたのね。
桜の花は少しずつ少しずつ成長して、開花する時期というものがあるのよ。
「念ずれば花開く」ということわざは迷信だったんだね。
急がず慌てずに毎日願い続ければ来年の春には満開の絶対合格桜が咲き誇るわよ。
努力の仕方についてはこの本を読み直すことにするよ。
TAKAさ〜ん、解説4649!
『「惜しい努力」で終わらせない思考法』 午堂登紀雄
「自分はこんなに努力しているのに、どうして結果だ出ないんだ」と、嘆いている方にヒントとなる考え方を示してくれています。
本書では、物事の本質を見極めて、惜しい努力から抜け出すための方法が散りばめられています。
勉強につまずいている人だけではなく、仕事にやりがいを感じられなくて、やる気を失っている人や、フリーター、派遣社員、ニートなどにまつわる諸問題の見方についても言及しています。
私が印象に残った部分は、第五章の「フリーターが日本を救う?」というトピックで、
つまらないと思えば、どんな仕事もつまらないですが、「どうすればもっと早くラクに確実にうまくいくんだろう?」と考えながら取り組むと、驚くほど学べるものです。<P184>
という記述です。
受験勉強における復習や、苦手科目を淡々とこなすのは苦痛が伴ったり、やる気が起きなくなるものですが、少しでも楽に取り組めるような発想を持って取り組むと、脳への定着率が大きく変化します。
本書を通して、物事の常識や生き方について考え直す良い材料になると思います。