第36回社会福祉士試験・第26回精神保健福祉士試験本番が刻々と近づいています。
「果たして本当に自分のやり方で受かるのかどうか」
試験日が近づくほど疑心暗鬼に覆われてしまうお気持ちもよく分かります。
今回は、試験直前期で頭に入らず、苛立ちを覚えている方に向けて書いています。
年号と人物名と、成し遂げたことや制度名が全然覚えられない。
昨日は分かったつもりだったのに、今日見直したら頭から抜けている。
この期に及んで、まだ問題集1冊仕上がっていない。
できない自分を取り上げたら不安が溢れて止まらなくなってしまう。
勉強を持続できる気力が阻喪してしまうかもしれません。
でも、もう試験まで時間がないし・・・・・・。
とぼやく前に、ちょっと待ったタイムです。
見切ってしまうのちょっと待ってぇ〜〜〜
そんな時こそ、できない自分ではなくて、できた自分に視点を切り替えることが大切になってきます。
これまでの学習歴を振り返ってみると、みなさんだからこそ成し遂げてきた何かが必ずあるはずです。
例えば、
問題集一つにしても、これまで継続することができた。
それだけでも確かな実績です。
試験以外にフォーカスを当てても、
自分はここまで単位を落とさずに、受験当日を迎えることができそうである。
当たり前のことかもしれませんが、カリキュラムを着実にこなしてきた努力の賜物です。
会社や実習先や、所属学校や友人、家族等の理解と協力があってここまでたどり着けたという背景もあるでしょう。
この時期は健康面に不安を覚えている方も多数いらっしゃると思いますが、今日まで学習を続けられたのは健康管理がしっかりとできているからですよね。
みなさんの努力や継続があったからこその「今」があります。
できたことに目を向けるようにすれば、実は今置かれている状況は絶望的ではなくて、勇気が湧いてくるものです。
まだ2週間以上も時間があります。
私は本番1週間前に腕試しで、社会福祉士前年度試験を解いてみましたが、壊滅的な結果で、全体の4割程しか解けませんでした。
絶望的な気分に苛まれましたが、追い込まれたことで退路を断ち、不退転の覚悟ができて、やる気スイッチがMAXONになったという経緯がありました。
本気になったみなさんが最大限にパワーアップできる時間がまだまだ残されています。
「できない自分が情けない」という自己評価は、やれるだけのことをやった後に判断するのでも遅くはありません。
今、目の前の課題に立ち向かえない人間は、この先困難が訪れたとしても逃げる人生を選ぶようになる。
自分に出来ない課題は、自分の前には訪れない。
私が窮地に陥った時に思い出す言葉です。
高校時代のある教師が残してくれた一言ですが、戒めとして胸に刻まれています。
既に合格できた自分をイメージングしながら、最終決戦に立ち向かいましょう。
さぁ、ここからが底力の発揮しどころです!!