本試験が約45日と迫った今、みなさんの勉強の進捗状況も、緊迫としているかもしれません。
今の時期に、「もう全部マスターしたから、後は遊んで本番を待つのみ」という方はそうはいないと思います。
中には、各学校の模試を受けた結果、あまりにも出来が悪くて凹んでいて、自信がないまま勉強に力が入らない方もいらっしゃるかもしれません。
でも、模試の結果だけに拘束される必要はないんです。
私の宅建ブログをご覧の読者様で、かつ今年の宅建試験で逆転合格された方の中で、ファイナル模試では、22点・下位12%、D判定でしたが、奮発して残り三週間で猛勉強されて、合格を勝ち取られた方もいらっしゃいます。
ちなみに、この時の模試の順位は3151人中2776番、 本試験予想順位は、185000人中150000番とされていたそうです。
模試の後、お昼に池袋のラーメン屋で、もらった解答で自己採点して22点という結果から、あまりにショックで、もう受けるのやめようかと落ち込んだのを覚えていたそうです。
でも、この方は、その後の追い込みが素晴らしかったのです。
翌日からは切り替えて、テキスト3冊、要点整理1冊、一問一答1冊、過去問(10年分+予想問題二回分)を、とにかくひたすら何度もやったそうです。
土日は8~10時間猛勉強をされました。
でも、絶対的に準備不足だし、勉強開始時期がそもそもとんでもなく遅いので、 受かったのは、本当に運が良かったと振り返っています。
今がうまくいかなかったからと言って、それでこの先が真っ暗なわけではない。
ここをバネにして、いかに踏ん張れるかで、未来が変わってくる一例を教えてくださいました。
今、勢いをなくしている方や、勉強が思うように進んでいない方も、ここから巻き返すことが十分に可能です。
そして、継続されているその姿勢の蓄積で、本試験で絶対必要なある要素を身につけられるのです。
それは、「本試験を乗り越える体力と忍耐力が備わること」です。
具体的には、次回に続きます。