◆TAKA氏の宅建士受験データ
・受験回数:3度目
・受験日:平成23年10月16日(日)午後1時~3時
・受験会場:上智大学 四谷キャンパス
・勉強方法:市販のテキストを用いた独学
・予備校と公開模試の利用:なし
・出身大学の学部:4年制大学文学部
・高校時代の成績:高3最後の代ゼミ模試の3教科平均偏差値45。
・宅建の前に合格した資格:漢検準1級、 秘書検準1級
◆平成23年の宅建士試験合格データ
合格点:36点(50点中)
合格率:16.1%(男15.7%、女17.4%)
合格者数:30,391人(男21,787人:女8,604人)
受験者数:188,572人(男139,148人:女49,424人)
受験者の平均年齢:35.4歳(男36歳、女34歳)
◆自己採点:36点(50点中)
・権利関係8/14
・法令上の制限6/8
・宅建業法14/20
・その他の法令8/8
令和4年度宅建士試験から一日が経ち、続々と各資格予備校から合格予想点と模範解答が公開されています。
現時点では、28か所が予想点を公表されていますが、32点~37点までとかなり幅が広いですね。
多い順だと、35点と36点でした。
宅建士試験受験者の中で、以前不合格になってしまい、今年こそは是が非にでも合格したい「リベンジ組」の方もいらっしゃると思います。
二回目の受験ではなくて、中には、三度目、四度目以上の方もいらっしゃるかもしれません。
拙ブログのタイトルのように、「今年こそは絶対合格」を掲げて、模試や過去問の出来がかなり良かったのに、いざ本番を迎えてみて、33点や34点という想定外の数字が出てしまい、悶々とした眠れない日々を過ごされている方も少なくはないでしょう。
「諦めたほうがよい」気持ちと、「もしかしたら、ギリギリ受かるかもしれない」期待してしまう願望が交錯している毎日は、疲弊しきってしまいますよね。
前回も不合格だったし、こんな自分が宅建に受かるわけないんじゃないか。
不合格が相次ぐと、すっかり自信がなくなってしまい、勉強のモチベーションが維持できなくなることもあると思います。
私もかつて迷宮を彷徨っていました。
宅建士試験前、秘書検定準1級に合格した後は、4年以上資格試験の「合格」からは遠ざかっていました。
その間、英検2級、初級シスアド国家試験(現在は、廃止されました)、食生活アドバイザー検定2級、宅建士試験を2回チャレンジしてきましたが、悉く不合格が続いて、すっかり不合格に慣れきっていました。
これだけ複数の試験に落ち続けていると、どうしてもマイナス思考に支配されるようになりました。
自分は頭が悪いから国家試験に受からないんじゃないか。
中学時代を振り返れば成績も平均的だったし、大学時代の友人はみんな自分より頭が良かった。
高校時代の模試の偏差値も40くらいだったし、成績が低い自分が当たり前だったんだ。
過去に目を向けて、不合格を正当化させる心理が働いた次は、「今」にターゲットが移りました。
もう大学も卒業しているのに、仕事はしているものの正規職員ではないし、20代後半になって周りが次々と結婚している中、自分は未だに独身だ。
こんな生き方をしている人間が資格試験に合格しようなんて魂胆が間違っているのではないか。
過去と今を含めた上で、完全に自己否定してしまうような極端な思考にも陥りました。
そんなダメな自分で、挫折した数々の資格試験があったのに、宅建士試験だけは、一度決意した男のプライドのような意地が勝って、ドロップアウトしませんでした。
そして、これが最後とばかりに受けた三度目の挑戦で合格し、試験から卒業することができました。
これまでの苦労が一気に報われた瞬間でした。
度重なる不合格の嵐、あれだけ闇を彷徨っていた私が、上昇気流に乗れたかのように、その3か月後に社会福祉士試験にも合格することができました。
私は不動産業界には携わっていませんが、今では、両資格を目指す受験生にメッセージを発信できる立場にいれて、あの苦しい経験と合格の証がこれほど役に立てるとは思ってもいませんでした。
宅建士試験の自己採点が33点ないし34点で、希望と絶望の狭間で疲れ果ててしまい、将来の展望も見失ってしまっている方もいるかもしれません。
合格点も、割問・疑義問題の行方も、合格発表当日にならないと一切分かりません。
それだけ宅建士試験受験のために、色々犠牲にしてきてここまでたどり着いたのですよね。
私も二回目の受験で33点を取った経験者でもあります。
今年上半期にブレイクしたドラマ『正直不動産』の影響もあってか、今年度の受験者数は22万6千人もいらっしゃいました。
前年度試験が20万9千人なので、2万人近くも増加しています。
申し込みをしたものの、受験できなかった方は6万人近くもいました。
十人十色の事情があっての受験だったのですよね。
本当にお疲れさまでした。
合格の行方は最後の最後までわかりません。
合格の可能性を信じて、残りの時間を待ちましょう。
今年こそは絶対合格!!
ブログの文字に託して、私はみなさんの傍にいます。