定評だったのは、住宅新報社の
『平成24年版 パーフェクト宅建 過去問10年間 (パーフェクト宅建シリーズ)
過去10年分の過去問、つまり全500問ものボリュームが掲載されており、この一冊を使って40点くらいで合格できたという体験談も耳にしたので、書店で確認したところ、その問題量の多さと分厚さに圧倒されて、すぐに閉じました。
前にも触れたように、私は広大な範囲にわたるカリキュラムの勉強に対する習慣が身についていなかったのと、勉強が基本的に好きではなかったので、10年分の過去問は量が多すぎると気後れしてしまったのです。
そして、最終的に購入したのが、『リベンジ 宅建 過去問 平成21年版 (とりい書房の“負けてたまるか”シリーズ)
決め手は、
・分野別・頻出度順に問題が分けられている
・問題数が150~200問(3~4年分)くらいで、怠け者の自分がこなす量としてはちょうど合っている
・「"再受験者のための"、"リベンジ"」と銘打たれていること
でした。
この問題数だけで臨むのは、少し不安だったので、
『 平成24年版 氷見敏明の楽学宅建1000本ノック
『リベンジ宅建 演習型基本書 平成22年度版 (とりい書房の負けてたまるかシリーズ)
この2冊を買って+α用として本試験に挑むことにしました。
しかし、もともと勉強が好きでない上に、宅建の学習はいくら覚えようとしても頭に入ってこないしんどさから、『リベンジ宅建 過去問 平成21年版』を3周くらい回るのが手一杯でした。
2年目の改善点として、1年目は過去問を1周こなすのがやっとだったので、何度も繰り返し復習をして、忘れていた項目をしっかりと脳に定着できるまで、根気強く覚え直すように心がけました。
そんなこんなで2回目の本試験日がやってきました。
この日まで独学で全うしてきましたし、宅建の勉強法を模索するためにネットを使用したものの、問題集を購入してからは、一切遮断してきたため、果たして今の自分の実力がどの程度なのかは未知数でしたが、自分のやってきたことを信じて、本番に向かいました。
結果は、1年目よりは断然問題が分かって、解けたことです。
全体的に過去問からの類似問題がかなり出されていると、判断できたのは、1年目との歴然とした違いでした。
民法はあいかわらず解きにくかったのですが、試験を終えた後の手ごたえとしては、前回の5割強を上回っているのではないかという自信がありました。
夕方に発表される各資格学校の模範解答を、首を長くして待っていました。