社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

選択肢の言い回しで、正誤を判断するテクニック

本試験までカウントダウンを切った今、本試験で通用できるテクニックやアドバイスを紹介していきます。


試験を解くテクニックとして、問題文を読まなくても、選択肢を比較するだけで、解けてしまう問題があるのをご存じでしょうか。

出題者の意図をくみ取ることが出来て、正誤の表現を選別できれば、正解を導き出せる問題もあるのです。

近年の社会福祉士国家試験における5肢を一つ一つ分析して行くと、


「提案する」「連携する」「創出する」


というような、SWに求められる対応・役割的フレーズと、

「~すること(場合)もある」という、「例外的」選択肢は正解率が高いです。


反対に、

「指示する」「指導する」

というような、越権行為、押しつけ的なフレーズは、不正解率が高いです。

他には、


拒絶・否定系フレーズ 「~してはいけない」

断言・限定フレーズ 「必ず(絶対)~である」

責任放棄・他力本願フレーズ 「任せる」


これらのフレーズも、不正解率が高いです。

ちなみに、この点は社会福祉士国家試験だけではなくて、センター入試の現代文や、宅建試験等においても共通しています。

世の中には絶対が通用しない例外が存在するため、そのように決めつけてしまう表現は、不適切の傾向が多いのです。

ただし登場人物名や制度等、固有名詞は普遍的なものなので、受験勉強時において、「正しい型」をしっかりとインプットして、本試験で正誤を見抜ける力を養うことも重要です。

そして、本番で問題を目視した際に、「何か腑に落ちない」と違和感や疑念を抱いた選択肢は不正解である可能性が高いです。

ご自身の直感を大切にしてください。

第28回本試験以降、出題傾向や言い回しに変化がある可能性もありますし、ここで紹介している法則が「絶対的」に正しいというわけではありませんが、迷った時の一つとして参考にしてみてください。