今後新しい資格や進路を模索している方にとって羅針盤となる本の紹介をしたいと思います。
紆余曲折を経て合格を勝ち取ることができた人の自叙伝・自己啓発本を10冊紹介します。
試験合格前・後を追体験することで、モチベーションがアップするかもしれませんね。
1.『だから、あなたも生きぬいて』 大平光代著
中卒→宅建→司法書士→司法試験合格→大阪市助役→龍谷大学客員教授、「Think Kids(シンクキッズ)こどもの虐待・性犯罪をなくす会」顧問に就任
2.『オール1の落ちこぼれ、教師になる』 宮本延春著
定時制高校→名古屋大学→名古屋大大学院→高校教諭→教育再生会議委員→エッセイスト
3.『やっぱりおまえはバカじゃない』 吉野敬介著
暴走族→四か月で国学院大学合格→代ゼミ古典NO.1講師→東進ハイスクール客員講師
4.『こんな俺でも宅建・行政書士試験に一発合格できた!』 小林智仁著
ヤンキー→高校中退→3カ月で宅建合格→5カ月で行政書士合格→行政書士事務所開業→議員
5.『苦節23年、夢の弁護士になりました』 神山昌子著
シングルマザー→23年目にして、司法試験に合格
6.『お金持ちになる資格の取り方・活かし方』 臼井由妃著
短大卒→33歳で会社経営→宅建、MBA、行政書士、理学博士等短期取得
7.『ごく普通の人でも資格を取ってきちんと稼げる本』 横須賀てるひさ著
専修大学卒→リストラ→行政書士事務所・資格コンサルタント
8.『全盲の僕が弁護士になった理由 』 大胡田誠
9.『この顔でよかった』 藤井輝明著
10.『働く、ということ ―十九歳で社長になった重度障がい者の物語―』 佐藤仙務著
筆者は現在24歳。
愛知県東海市で、名刺とウェブサイト制作をしている会社の社長です。
19歳という若さで起業を始めました。
日本福祉大学にも通われていたようです。
現在はSBI大学院大学にも在籍しているとのこと。
「重度障がい者の物語」と銘打たれているように、佐藤さんは生後間もなくある病名を診断されます。
その名は、SMA。
SMAというのは、脊髄性筋萎縮症のことで、筋肉を動かす神経に問題があり、体を動かせず、筋肉が萎縮してしまう病気です。
乳児期から小児期に発症するSMAの罹患率は10万人あたり1から2人という確率の難病です。
話すことは出来ますが、寝たきりの生活中で、僅かに指先を僅かに動かせるような状態であるようです。
体の移動には電動車いすを使用しているようで、起業生活とはほど遠いようですが、ノートPCを駆使して営業活動やアプリ製作に勤しんでいるようです。
安倍晋三首相や昭恵夫人をはじめ、イタリア料理店「LA BETTOLA (ラ・ベットラ)」 の落合務シェフ、そしてテレビや雑誌、ウェブメディアに声を掛けるPR活動も怠らない。
いまはTBSのドキュメンタリー番組の密着取材も受けている。
これだけの行動力は誰に真似が出来るものではありません。
1月17日にはTBSニュースバード「夢の扉+」にも出演されたようです。
会社設立初年度の売上は約76万円でしたが、2014年の年商は約300万円へと成長したようです。
従業員2人を雇っており、いずれも筋ジストロフィー症の重度障がい者のようですが、ITを駆使しながら在宅で勤務しています。
現在は、障害者雇用を推進して、上場を目指されています。