「石の上にも三年」という有名な諺がありますが、精神・社会福祉士試験に関しては、そこまでの長期間忍耐を重ねなくても、まずは3ヵ月間継続してみるだけでレベルアップした己を感じ取ることができます。
第24回〜第30回社会福祉士試験の受験結果を踏襲しても、戦略的な勉強法で、90日間継続して反復学習を続ければ、合格レベルに到達できる基礎力は培えると見立てています(精神保健福祉士専門科目のみならば二ヶ月以内でも十分可能です)。
「えっ!?第30回試験の結果を受けてもたった90日で受かるわけがなかろうが」
と、突っ込みたくなったとしたら、ちょっと待ったタイムです。
やる前から見切るのはちょっと待ってぇ〜〜
「3ケ月」という期間は、数字で見るとあっという間のようですが、いざチャレンジしてみると、思いのほかしんどいものです。
まだまだ受験が先であるこの時期では中だるみしてしまって、頓挫される方も少なくはないでしょう。
過ぎてしまえばあっという間なのですが、特に初学者にとっては、繰り返し学習を重ねるのは面白くないものです。
いざやってみればわかりますが、一日も途切れることなく90日間学習を続けるという作業は誰もが継続できるわけではありません。
合格率30%以下に入れるかどうかの地力を固まるためには、そういった地道な繰り返しこそ必要不可欠になってきます。
宅建試験ならば7月から、社会福祉士ならば10月から本格的に勉強を開始する受験生が見られるように、3ケ月のチカラは侮れません。
中卒で元プロキックボクサー、12種類の職を転々とした元落ちこぼれの廣田康之さん著『敗者復活力』の中でも、「どんな人でも一流になれる方法」として、3ケ月で別人になれる大切さを、実体験から説いています。
3ヵ月間だけ、何も考えずにやってみるそうすると、細胞が全て生まれ変わるそして、その仕事や勉強を自然に好きになってしまうと、力説されています。
千里の道も一歩からですが、「どうやったら基礎力を身につけられるか見当もつかない」という方は、まずは三ヶ月を目標にやってみてください。