
うぅ・・・。

タイム、何か哀しいことがあったのかい?

あいも変わらず、児童養護施設で一緒に生活している一部の子ども達との関係が上手く行かないのでございます。

どんなことを悩んでいるんダイ?

昨日、18歳の女子高校生ちゃんが私のことを「家族でもないのに余計なことを言ってこないで」ってすごい剣幕でどなりこんで来たのです。

何を言ったんダイ?

その女子高生ちゃんは高校を卒業した後に働いて保育士の道を目指されているのです。
実務経験と進学資金を貯めるために、放課後児童デイサービスの仕事についてインターネットでリサーチしていましたの。

なるへそ。

はじめて個人的な話をしてくれた嬉しかったので、思わず「貴女の夢を応援させてくださいますかしら。よろしければ待夢と一緒に探しましょう」と勢いのまま伝えたのですが、前述したような一言をぶつけられたのです。

順調じゃないの。
「家族」というキーワードを出してきたんだとしたら、タイムの愛情が響いたからこその発言と言えるのかもね。

私はあくまでも家族の代わりにはなれないという劣等感とコンプレックスが肥大化して気落ちしているのでございますの。

ふむ。劣等感とコンプレックスは意味合いが違うぞ。

ちょっと待ってぇ〜
イコールだとずっと信じて止まなかったわよぉ〜〜(><)

劣等感は決して悪いものではない。劣等感を持つことが目標を持ち、具体的な行動を起こす原動力になるからじゃ。
劣等感が個人を支配し、落ち込ませ、成長できなくすることについての問題を心理学者アドラーは劣等コンプレックスと呼んだのじゃ。

タイムはいつも劣等感をプラスに変えて精一杯生きているじゃないの。
劣等感があるからこそ、子ども達に共鳴をすることができて、寄り添えるんじゃないのかな。

そのJKちゃんもきっとタイムに関心を寄せているからこそ感情を顕したわけで、遅かれ早かれ心を開く時が訪れるぞ。タイムだけにな。

そう言えば、いつもその女子高生ちゃんと摩擦が起きる瞬間は施設のリビングなので、本当にコミュニケーションを取りたくなければ自室にこもって作業をしているかもしれないことに気づきましたわ。

本当は自分のことを知ってほしい。
だけれども、過去に傷ついてきた経験からふと気を許した瞬間に拒絶反応を示してしまったのかもしれないね。

そんなタイムには、劣っていることとは資産である。
心理学者アドラーの「個人心理学講座」をマンガ形式にまとめたこの本をオススメするぞ。
劣っていることは資産である ~アドラーの「個人心理学講義」より~ (まんが学術文庫)
- 作者: 近藤たかし,アドラー,岸見一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/05/13
- メディア: 文庫
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劣っていることが資産になるだなんて寝耳に滝水ですわ。

家政婦のフウさんが崩壊しかけたある家族の絆を再生させる物語なんじゃよ。
最後には、どんな困難なことが起きても、家族で寄り添ることで乗り越える共生社会の大切さでまとめておるのじゃよ。

フウさんはオセッタイ姉さんの旧友って説を耳にしたことがあったことを思い出したよ。ボク達タイゴウファミリーの絆で世界にニコニコの輪を広げて行こうね♪

タイムよ、千里の道も一歩からじゃ。
一歩ずつ、着実にじゃよ。
ありがとうございます!!
また明日から子ども達に寄り添えるようにティック・トック動画を大量に撮影して行くことにしますわ。

路線が最先端すぎる気がするけれども、それこそ子ども達から文化を教わったのかしらね。
タイムちゃんの挑戦し続ける姿は応援したくなるわね。
劣っていることは資産である ~アドラーの「個人心理学講義」より~ (まんが学術文庫)
- 作者: 近藤たかし,アドラー,岸見一郎
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