けあサポ露木講師は毎年のように試験講評と合格ラインについての私的見解を発表しています。
今年度分+過去9年分をまとめました。
令和元年度(第32回)
90点くらい
問題自体は、「基本的な内容を問う問題」を中心に、「現代の社会問題や福祉に関する知識」が問われ、全体的な印象としては、「基礎の確実な習得と、それを生かす応用力が問われた」というところでしょうか。
このことから、日頃から新聞などで時事を抑え、過去の問題をきちんと学習していれば解答できる内容が中心でしたので、「昨年同様の難易度(やや易しい)」という印象です。
ですから、合格ラインは、6割90点ぐらい(昨年度の89点+α)が目安となると個人的には思います。
詳細をもう少し記してみると、「午前の共通科目、午後の専門科目共に、昨年同様の難易度で、基本を押さえておくことである程度は得点ができた。
ただし、各科目1~2問程度のやや難しい問題が含まれていた」「事例問題は、相談援助系の事例問題は全体的に易しく、その他の事例問題も、知識と実践を問う応答問題ではあるものの全体的に易しい」という印象でした。
■第23回〜31回分
平成30年度(第31回)
90点くらい
「「基礎の確実な習得と、それを生かす応用力が問われた」、そのため「昨年の難易度よりもやや難しい」といった印象です。しかし、新聞などで時事を抑え、過去の問題をきちんと学習していれば解答できる内容が中心でした。ですから、合格ラインは、6割90点ぐらいが目安となるでしょう。」
平成29年度(第30回)
86点(90点)
「昨年同様(やや易しい)の難易度でした」という印象です。ですから、合格ラインも昨年度同様(86点)くらいと考えておきたいところです。私的には、本年度の試験レベルであれば、6割90点と言いたいところです。
平成28年度(第29回)
88点+α
平成27年度(第28回)
88点+α
「基本的な内容を問う問題が多く、昨年同様の難易度」といった印象です。
ですので、合格ラインも昨年度同様(88点)+αと考えておきたいところです。
平成26年度(第27回)
84点前後
平成25年度(第26回)
見当たらず
平成24年度(第25回)
81点前後
「今回の試験は、難問がちりばめられた試験でした。そのため、今年の試験は難しい印象を受けた方も多いかと思いますが、合格ラインは、昨年とさほど変わらないんじゃないかなぁ。と思いますが。
受験された方は、もうご存じだと思いますが、1設問に2つの解答を問う問題が出題され、混乱した方も多かったのではないでしょうか。
このような事情を加味すると、若干合格ラインが下がるかもしれませんが、大きく、下がることはなさそうです。」
平成23年度(第24回)
86点前後
平成22年度(第23回)
84点前後
受験生のサンプル結果をもとにというよりは、先生ご自身が試験を分析されてのご意見のようです。
何度も同じことの繰り返しになりますが、予想はあくまでも予想ですし、最終的には解答も含めて発表日にならないとわからないので、想像に潰されずに自分を追い込みすぎないでくださいね。