社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

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大学入試偏差値と社会福祉士合格率との比較について その2


 

先日、大学入学偏差値と社会福祉士の合格率との比較について記事にしましたが、今回は、私が社会福祉士受験資格を得るための養成学校を検討すべく都内の学校説明会を巡っていた時の実体験です。

 


 


ある専門学校昼間部1年制養成学科の説明会時の出来事でした。

 

卒業生代表として、社会福祉士取得後に障害者福祉施設に就職して間もない25歳くらいの男性が、社会福祉士の魅力や学校生活についてスピーチしました。


その方は、法政大学を卒業した後に、就職に強い福祉資格を得るために、この専門学校に入学したとのことでした。


一通り入学から就職の現状まで説明を終えた後に、参加者からの質疑応答タイムが設けられました。

 


ある男性が真っ先にこのような質問を投げかけました。

 

 

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法政大学は偏差値が高いですし、入試も難しかったと思いますが、社会福祉士試験と法政大学の入試はどちらの方が難しかったですか?



この問いに対して、その卒業生はちょっと困惑した表情を浮かべていましたが、


実は僕は法政大学卒業といっても、中高一貫法政だったので、その流れで大学まで進学したんです。
一般入試のような試験形式では進学してはいないんですよね。
ですから、純粋に本試験との難易度を比較することはできません。


申し訳なさそうに答えていました。


この質問者のように、大学入試と社会福祉士試験の難易度の差が気になる方は多いですよね。

かくいう私もそうでしたし、福祉系最難関で合格率が30%程度の国家試験ということで、生半可の勉強では受からないことは受験前から想像していました。



私自身を例にすると、推薦入試で大学に合格したため、一般大学入試との単純比較は出来ません。


そもそも、大学入試に求められるカリキュラムと、社会福祉士の試験制度は異なっているため、同じ土俵で比べるのにも無理があるようにも思います。


また、受験者層は、推薦入試、一般入試、AO入試など、多様な形式で入学しているので、母体の質を入学偏差値だけで判定しても、正確な情報は手に入らないでしょう。


どんな大学でも、入学してから、努力を重ねて頭角を現す人もいますし、尻すぼみのように、意気阻喪して実力が落ちてしまう人間がいるからです。


大学の入学偏差値を基準に、「最難関と言われている社会福祉士に受かるわけはない」と、悲観的になっている人間と、「大学入試も突破できたし、余裕で受かるだろう」とたかをくくっている人間に分かれるかもしれません。


前回の記事で登場したマイミクさんのように、むしろこれまでの人生で勉強に本気で取り組まれたことがない方や、学歴コンプレックがある方にとっては、絶対合格をつかみとるための大きなモチベーションになるものです。

 

偏差値の多寡に関わらず、やるべきことを継続的に積み重ねれば合格できるというのが、試験の本質だと思います。