社会福祉士が主人公のメディア作品としては、社会福祉協議会が舞台で、実在するモデルをベースに作られた深田恭子さん主演の『サイレントプア』や、類似作品として福祉事務所の新人ケースワーカーの奮闘ぶりを描いた『健康で文化的な最低限度の生活』、児童相談所のケースワーカーを主人公とした『小さいひと』がありますが、今回紹介する作品も社会福祉士が主人公の漫画になります。
漫画のテーマは「共働き子育て夫婦の葛藤」。
実際に社会福祉士として働く耳たぶさんと、保育士として働く旦那さんのエピソードを参考に、イラストレーターのゆむいさんが田守美海・晴彦 夫妻の物語を作られました。
舞台は、地域包括支援センターや福祉事務所をモデルとして、様々な相談業務を担っています。
単に社会福祉士としての奮闘ぶりにスポットを当てた物語ではなくて、保育士として現役で働く夫との摩擦や家族の絆にも心が動かされる内容になっています。
親しみのあるイラストなので、スイスイ読んで行けます。
「あるある」と共感できる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在、1話から17話まで下記リンクから実際にご覧いただけます。
2020年4月にコミック本が発売されて、最終話の書き下ろしが収録されているようです。ご興味が湧かれた方はぜひお手に取ってみてくださいね。