社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

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社会福祉士試験と公認心理師試験はどちらの方が難しいのか【特徴比較】


 

公認心理師試験と社会福祉士試験の難易度はどちらの方が難しいですか?

 

私が公認心理師試験を受験したことで、このような質問を掛けてくださるようになりました。

 

第5回公認心理師試験の受験申込人数が約35,000人で、5100人(18%)もの方が社会福祉士資格を取得されていますので、興味が湧くのも当然なのだと思います。

 

※ちなみに、精神保健福祉士取得者数は約3500人です。

 


 

いきなりですが、公認心理師試験と社会福祉士試験難易度の差を答えることは「難しい」というのが率直なところです。

 

 

両試験を受けたことがある方は多く、どちらの方が難しいのかは意見が分かれるところだと思います。

 

過去の絶対合格ブログに寄せられたコメントの中では、「社会福祉士試験の方が難しい」という声が複数寄せられました。

 

では、なぜ私にとって比較が難しいのかについてですが、その回答の前に、私が取得している国家資格と合格率を並べてみたいと思います。

 

 

宅地建物取引士 合格率15.6% 令和3年12月実施分

賃貸不動産経営管理士 合格率31.6% 令和3年11月実施分

FP技能士検定3級 学科合格率83.37% 実技合格率90.33% 令和4年5月実施分

 

社会福祉士 合格率31.1% 令和4年2月実施分

精神保健福祉士 合格率65.6% 令和4年2月実施分

公認心理師 合格率48.3% 令和4年7月実施分

 

 

合格率だけで比較するならば、宅建士試験が一番難しくて、FP技能士検定3級が最も簡単ということになりますよね。

 

 

いざ私の実体験ではどうだったのかと言うと、一番取得に時間を要したのは宅建士で、一番少なかったのがFP3級でした。

 

宅建は3年かかりましたが、FP3級は1か月以内の勉強量でも合格できています。

 

公認心理師試験受験に費やした総受験時間ですが、約150~180時間で、社会福祉士試験は約120~130時間だったと記憶しています(なぜ公認心理師試験の方が多いのかは後述します)。

 

取得にかかった時間という意味では、公認心理師試験は2年かかり、社会福祉士は1回目で合格できたので、公認心理師試験の方が難しいのではないかと思われるかもしれませんが、単純比較できないところがあるのです。

 

それでは、なぜ比較が難しいのかについて、両試験の特徴を比較したいと思います。

 

まずは、合格点についてで、公認心理師試験、社会福祉士試験ともに、相対評価です。合格点を全体の60%程度とし、難易度で補正しているという点も共通しています。

 

最新の第34回社会福祉士試験合格点は150点中105点で7割になっており、第5回公認心理師試験の合格点は230点中135点で6割以下となりました。

 

両極端の合格基準点ですが、これは、受験生全体の出来具合によって調整されたと言えます。

 

社会福祉士試験は、30%程度の合格率に収まるように合格点が調整され、公認心理師試験は50%程度に収まるように合格点が調整されています。

 

続きまして、受験層の比較についてですが、社会福祉士試験の場合、全体の5割強が福祉系大学ルートで受験しており、公認心理師試験の場合、最終学歴が大卒である受験生が5割強であるという点は類似しています。

 

 

 

ただし、「全体で大学卒又は見込みが多い」という点だけでは単純比較できないのは、社会福祉士試験は1年以上の専門カリキュラムを経ての受験ですが、公認心理師試験の場合、必ずしも心理学部卒業ではないですし、受験に必要な現任者講習30時間がありますが、1年以上に及ぶ公認心理師養成カリキュラムを経ての受験ではないのです。

 

Gルートという実務経験+現任者講習で受験された層が全体の9割いることからそう言えます。

 

では、社会福祉士試験受験生の方が社会福祉士養成カリキュラムで地力を培っているし、合格率も低いから難しいと評価できるのかですよね。

 

公認心理師試験受験生全体の特徴として、冒頭に上げたように、社会福祉士・精神保健福祉士取得者が全体の3割もいます(介護福祉士併せれば4割強になります)。

 

公認心理師試験のカリキュラムは、厚生労働省がかかわっているのもあり、社会福祉士、精神保健福祉士試験と被る内容が多々あり、合格点の底上げや、合格率に影響しているところもあると推測しています。

 

他にも看護師取得者が18%いる点と、言語聴覚士もいたので、第5回試験のように医療分野での出題は、解きやすく、アドバンテージがあったという声もありました。

 

合格点は6割基準の138点よりも下がり(史上初)、実務経験Gルートと大学院Dルートともに47%程度の合格率でしたので、試験難易度が高かったことがうかがえました。

 

公認心理師試験、社会福祉士試験ともに被る科目はありますが、被らない部分も多く、受験層の違いもあるので、一概にどちらかの方が難しいとは断言できないところがあります。

 

試験形態についてですが、社会福祉士試験は0点科目があり、全体で合格点を超えていても、1分野でも0点を出してしまったら、不合格になってしまうというシステムがあります。公認心理師試験にはそのような設定はありません。

 

公認心理師試験は主に24分野から構成されていますが、社会福祉士試験は18科目群から構成されています。

 

公認心理師試験は「ブループリント」と呼ばれる出題範囲について細分化した羅針盤のようなリストが事前に公開されます。各分野の出題割合も公表されるので、戦略的に受験勉強に当たることができます。

 


 

公認心理試験、社会福祉士試験ともに「二つ選べ」問題が登場し、五肢択一問題がベースですが、公認心理師試験は四肢択一形式も登場します。

 

更に、決定的な違いとして、配点が異なるという構成があります。

 

社会福祉士試験は1問につき1点ですが、公認心理師試験は、事例問題が1問3点で、230点中114点もの割合を占めています。

 

事例問題をいかに多く解けるかどうかが合否を分けるという作りになっているのです。

 

試験構成を見ても、公認心理師試験の方が事例問題が多く、0点科目もないので簡単そうだと思われたでしょうか。

 

私の実体験からは両試験のどちらの方が難しいという評価はできない理由として、公認心理師試験に一度落ちているという要素もあります。

 

「過去問を一切解かずに受けたから」というのが一番の理由だと振り返っていますが、社会福祉士・精神保健福祉士を取得していても、合格のために必要な勉強法と勉強量が不足していたら、不合格になるということを身をもって痛感しました。

 

 

両試験とも年々受験層及び出題の質が上がっており、単に問題集を丸暗記しただけでは合格が難しくなっているという点は共通しています。

 

ということで、両試験のどちらの方が難しいかというのは甲乙つけられないというのが私の結論ですが、今回の記事で両試験の特徴を紹介することで、今後の受験の参考にしていただければ幸いです。