第25回精神保健福祉士試験、第35回社会福祉士試験本番まで2週間を切りました。
本番が刻々と近づいていて、最後の闘いモードに切り替わっている方も少なくはないでしょう。
これからのラストスパートはいかに心の不安定さを増幅させずに努めるかが本番で実力を発揮できるかどうかにかかってきます。
コロナ禍で様々な不安と向き合っているみなさまに向けて、少しでも気持ちを切り替えられるようなきかっけになりますように、最後まで絶対合格ブログでサポートさせていただきます。
ご存じの通り、150問五肢択一という膨大なボリュームが用意されている本試験。
前述したようにいかに心を折らないように本番を乗り越えられるかが要になってきます。
かくいう私も午前問題のあまりにもの出来の悪さに心が折れそうになったものです。
けれどもたとえ本番で想定外な壁が立ちふさがっても、絶対合格ブログで唱えてきたように、受験勉強で培った忍耐力と総知識があれば、恐れることはありません。
本試験で動揺する出来事の一つとして、「未知の問題に遭遇してしまった」ことが上げられます。
今回ご紹介する本番での解き方のコツは、私が実践した一つの模範なので、参考にしていただければ幸いです。
結論から申し上げると、問1から順番通りに解かずに、得意科目、解きやすい科目からマークするという方法です。
事前勉強時にも推奨していたように、自分が解きやすい科目から取り組むことで、自信を持って最後まで闘い切れるようになりやすいからです。
数日前の記事でも扱いましたが、人体の構造と機能及び疾病の問1では、「なにこれ、こんな問題は見たことがない」という出鼻をくじくような出題が待ち構えている可能性が高いです。
問1から最後まで順番通りに解くと言う方法のデメリットは、初見問題や見当がつかない問題がたちはばかった時に、心がかき乱されてしまう可能性があるという点です。
真面目な方ほど1問にひっかかると、なんとか自力で解けるまで時間を消費してしまう傾向があるからです。
しかしながら、本番は時間との闘いです。
1問あたり1分30秒あたりしか猶予が残されていません。
わからない1問にこだわり続けることで、そのすぐ後に待っている本来ならば解けるはずの基礎問題(いわゆる落とせない問題)すらも、焦りと不安に支配されてケアレスミスに陥ってしまう危険性があるのです。
ですから、問1から順番で解かれる予定の方は、もしも1問なり2問つまずいてしまう問題ができても、向き合い続けることだけではオススメしません。
考えれば考えるほど迷宮入りしてしまい、その後のメンタル面に悪影響を及ぼしてしまうからです。
そういう問題は他の受験生も同じように難しく感じていますし、合否には影響しません。
直観(直感)を信じるか、選択肢同士の文脈等から選ぶか、「分からなかった全て3」という具合に事前に決めておいて割り切るような対処を推奨します。
得意科目から解き始めることのデメリット(というよりも注意点)は、マークミス、マークズレが生じやすいという点です。
実際に私も見直した時にズレに気づいて慌てて修正したことがありました。
一つズレたことで、全体のマークにひずみが起きてしまったら大惨事につながりますから、要注意です。
本番でメンタルを崩さないためにどのように乗り越えるのかということを今回のテーマに取り上げました。
頻出・基礎問題を落とさずに解ければ合格できるように設定させられているのが社会福祉士試験・精神保健福祉士試験の本質です。
合格率を20%以下に絞るために、奇問・難問中心で用意しているなんてことはありません。
もしそうであれば、事前に予告、示唆しているでしょう。
最後に、実際に受験をされて見事に絶対合格をつかみとった方の本試験工夫について生声を紹介いたします。
私も社会福祉士試験の一回目の試験では、1点足りずに落ちました。
その後は、モチベーションも上がらず、一月からの試験勉強でした。
言える事は、無理はしない、時間がある時に過去問を解き、移動の時間は薄いポイント書を読み、試験の時は、試験をとく前に回答は一問か2問かにチェックを入れ、焦らず、ただし、全体の時間配分は気にしていました。
分からない所は後回しで、時間があれば、よく考え、無ければ、思い浮かんだ数字を書いて受かりました。皆さん、なる様になるという気持ちで受けて下さい。
元受験生さんより