これから第26回社会福祉士試験の勉強を始める方の中で、次のような思いを持っていらっしゃる方がいるかもしれません。
自分は頭が悪いし、こんな自分が社会福祉士試験に合格できるわけないのではないか。
福祉系資格の中では最難関資格で、19科目全150問もの膨大な問題数で各科目1点以上取らなければならないという条件が厳しすぎて、とてもこんな自分では受かる自信がない。
しかも第25回試験は問題が難化して、合格率が20%を切るほどの資格に変貌してしまったし、合格がほど遠くなってしまった。
このように、合格の壁が厚すぎて、自分では乗り越えられないくらいの到達点のように感じられている方もいらっしゃるかもしれません。
未知との不安はつきものです。
私は皆さんが歩んできた道は存じ上げませんが、もしかしたら、これまで勉強らしいことをまともにしたことがないから、そのような不安が植え付けられているかもしれませんし、以前不合格になってしまった苦い過去から億劫になっているのかもしれません。
不安なのは当たり前です。
私は慰めの言葉として、この試験は簡単だから、楽に受かるとは言いません。
事実合格率が物語っているように、10人受けて8人は落ちてしまうレベルの試験だからです。
それでも、この試験はやるべきことをしっかり重ねた人間が合格できるようになっています。
年々試験内容が、テキストや問題数には載っていないような初見問題が増えていて、努力が形にならない試験だという批判もありますが、第25回合格体験談をご覧いただくと分かるように、合格された方は、中途半端ではなくて、自分がこれだと信じたやり方やテキストで、結果を出しています。
学歴が低いから、中高時代の偏差値が低いから受からないんではないかと、気後れしている方もいるかもしれません。
大切なのは、これから自分がどう動くかです。
私個人でいえば、中高時代の偏差値は40台で、決して優秀とは言えない成績でした。
それでも、社会福祉士試験を受験する前に受け続けてきた数々の資格試験の独学試行錯誤勉強法を応用して、合格を果たすことができました。
すべてはこの資格に合格して、より高い自分になりたいという原動力があったからです。
まだ試験までは十分なほどに時間はあります。
やる気が起きなかったら本試験対策に着手せずに、福祉関連の書籍を読み漁ったり、前哨戦として他資格に挑戦する道から、回り回って本試験に通用する力に繋がります。
今年は絶対合格!!
その思いを忘れずにいれば、過去がどうあれこれから変われます。