試験終了後から2週間、79点~83点の間で希望と絶望のはざまで激動している方の声を多く聴かせていただきました。
私はその都度、80点前後で苦しみ続けている方が成就するように、念を込めています。
毎年のことですが、試験終了後から、「今年のボーダー予想はどうなんでしょうか?」という質問がぼちぼち寄せられています。
今回の記事で、今年になって私的なボーダー予想を記事で表明しない理由を述べます。
私が受験した第24回試験から毎年ボーダー予想を立ててきました。
第24回は81点予想でぴったり当たり、その勢いで第25回試験では、試験前の予想を反する試験の難化具合から、70点~75点前後と唱えました。
前代未聞の80点以下という予想に賛否両論の声が寄せられました。
「そんな低いはずがない」
「国家試験が5割基準(75点以下)を下回るなんてありえない」
このような意見も多数寄せられましたが、私の中では80点以下になるであろう確信があったのです。
そして蓋を開けてみれば、72点という史上初の最低水準の点でした。
合格発表直前には、「たとえボーダーが外れても、責めません」というお言葉もいただいていました。
それほど予想の反響があったことがうかがえました。
私の予想で救われて、希望を持てたという合格者の声を受けて、第26回も続けました。
82±1点
これまでと同じ算出法でした。
しかし、蓋を開けてみれば84点という予想を上回る点でした。
過去の2年間は当たったものの、予想を外してしまったことで、私はあくまでも素人であることを再認識させられました。
以前、宅建で有名な日建学院のみやざき先生(毎年試験終了後にボーダー予想を立てられています)と合格祝賀会の後に飲み会を行った際に、ボーダー予想に対して、このような本音を漏らしていました。
ボーダー予想が外れると、相当数の批判が寄せられる。
申し訳ないという気持ちはあるが、自分は予想家ではないから、完全に的中させることは難しい。
私はこの言葉を聴いて、プロの講師が塾生のサンプル結果をもとボーダーを立てても外れることがあるのに、私が個人の視点で安易に発信するのはどうかという思いが強くなりました。
2月6日付で、赤マル福祉のツイートで下記のような文章がありました。
赤マル福祉では合格予想点は出しません。
確かに点数が良くなかった人にしてみれば合格予想点を出すことで少しでも気が楽になると思う。
だけど、合格発表の日に現実を突き付けられ、結果的に、より深く傷つけてしまうかもしれない。
だから不用意に合格予想点を出すことはできないのです。
私の胸の内を代弁してくれたような思いがしました。
そんな私だからこそできることは、合格を祈ること、願うことという結論に至りました。
これから合格発表までは、社会福祉士取得後や、合格をイメージングできるような記事に特化して行く予定です。