社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

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自分だけ取り残されている孤独感に支配されたら


ギリギリ合格は、真の合格とは言えない。

余裕で合格した者こそ、努力の暁だし、価値があるのだ。


数年前、社会福祉士試験の合格者に対して、このような言葉をかけていた方がいました。


合格基準である6割、つまり90点以上を取ってこそ、本当の合格であるという持論をぶつける方もいました。



本試験にそれほど勉強した様子もなく、いとも簡単に合格する人
7割以上の高得点を取って合格する人
大学4年でストレートで合格する人


一口に合格といっても、様々な形があるものです。



そんな優秀組に比べて、自分はギリギリ6割で合格した身だし、再受験でやっと受かったわけだから、合格をいまいち喜べない。

こんな自分が合格したのはマグレだろうし、余裕で合格した人と比べたら、恥ずかしい気がする。


このように、合格したのに、成績優秀者と比較して、素直に喜べない人もいるようです。



他人との比較は自尊心を失い、生きる気力をも萎ませてしまう悪影響を及ぼすことが往々にして生じます。


私個人の考えからすれば、確かに高得点、最年少合格者は誇れるものですし、尊敬に値しますが、だからといって、ボーダーラインで合格した人間が真の実力がないとは思えません。


定められた合格ラインを突破できたのですから、何点だろうと、合格は合格なのです。


それよりも、この資格を取得した後に、いかに自分ため、社会のために活用するかの方が大切になってきます。


真の価値とは、合格点の多寡よりも、取得後の活かし方次第というのはみなさんほとんど共通している認識でしょう。



今、資格取得のために、勉強している受験生の中にも、周囲の人間との比較によって、モチベーションが下がっている人がいらっしゃるかもしれません。


私の周りにも、かつて宅建を短期間学習で高得点合格できた人や、社会福祉士合格後に、自分が望んでいた相談部門に異動になって自己実現を果たしている人、行政書士司法書士などの、上級資格を取得していて、第一線で活躍されている人がいらっしゃいます。


そういう自分にないものを掴み取った人間と自分を比べてしまい、意気阻喪してしまった経験は私自身何度もあります。




忘れもしない宅建受験の合格発表日、不合格を目の当たりにしたあの瞬間のことです。


無慈悲な現実から、目の前が真っ青になりましたが、ネット上で合格報告を探していると、10代後半で一発合格した学生の喜びの声が飛び込んできました。


20代後半の自分は今まで何をしてきたんだろうか。


眩しすぎる若者の姿に埋もれてしまい、相当なショックを受けたことを今でも鮮明に覚えています。


上には上があるものです。


事実そのような結果を出した人間はみな表には出さなくても、血のにじむ努力を重ねてきているのです。


分かってはいるけれども、その事実をつきつけられると、とんでもなく自信を失ってしまうもの。


自分はなんて無力で、周りから置いてきぼりにされているんだろう。

自分はまた来年再受験しなければならないのに、合格者は自分の届かなくて、憧れの世界に進んで距離が開いてしまった。



こう考えると、自分が惨めで、やるせなくて、混沌とする心をコントロールできないくらい自暴自棄になってしまった時もありました。


私は、そんなダメな自分に救いを求めるかのように、夜の街をさまよってみたり、バーチャルの世界に浪費してみても、心の空しさは広がる一方でした。


自分の生き方に自信をもてない時に、傍から見て上手くいっていると思える人間と比較してしまうと、ますます落ち込んでしまうスパイラルに陥ってしまいます。


でも、真のライバルは、先に進んでいる実力者ではなく、他でもない自分自身なのですよね。


いつの日にか、嫉妬、羨望のドロドロとした感情を五臓六腑で受け止められて、そんな自分に克てた暁には、自分だけの人生を闊歩できるはずです。


それでも、雨のち晴れ。


少し休んでみて、またいつもの本調子を取り戻せたら、目標に向けて一直線していただきたいです。


ゆっくり、ゆっくり進んでいるからこそ、見える光景があり、そこから新しい出逢いや気づきが生まれるものです。

回り道もしてもいいんです。

人生の主人公はあくまでもあなた自身なのですから。