社会福祉士全18科目は、単独内容ではなく、科目同士でつながっている分野が多数存在します。
例えば、専門科目の「相談援助の基盤と専門職」「相談援助の理論と方法」に見られます。
「相談援助の理論と方法」科目の第19回問題113の「社会福祉援助技術のアプローチに関する適切な記述」に登場するパールマンやリードについては、「相談援助の基盤と専門職」科目の第19回問題3の「アメリカのソーシャルワークの歴史について答える問題」と第21回問題111の「ケースワーク理論の正しい記述」についても登場します。
「現代社会と福祉」科目にも言えますが、ケースワークの学者名や理論を時系列的に覚えるのは大変な作業ですが、ここを上手く整理してインプットできると、本試験で有利に活かせます。
そこで、問題集の科目ごとに共通して登場する人物名やケースワーク理論に気づいたら、その選択肢や出題ページに、「○○○ページ・問題○・肢○」というふうにペン書きしておけば、復習時に理解が捗ります。
一例を挙げると、
P206・問題7・肢4
という具合に、その人物やキーワードが書かれている問題集のページ・出題・選択肢を記しておくのです。
そして、リンク先のページ内にも、リンクのもとページを記載しておけば、関連事項としての相互リンクが結べます。
関連事項をリンクすることで、要点整理に効率的ですし、頻出・重要キーワードであることが一目瞭然に分かります。
社会福祉士本試験では、学者名とソーシャルワーク理論をごっちゃ混ぜにして繰り返し出題されているので、少しでも楽に覚える工夫として、このようにリンクをつながる作業は効果的なのです。