そんなわけで、合格水準である6割を超える結果になっていました。
80点中の50点を超えていたので、まず不合格はないだろうとほっとしましたが、ネットで受験生の声を聴いていると、基礎的な問題が多くて、例年より簡単だったという書き込みが目立ちました。
同じ受験仲間達もみな50点を超えていたので、今年の試験問題は例年よりもやさしめであったという声に信ぴょう性が増しました。
後に赤マル福祉で受験生の自己採点サンプル結果が集計されて、平均が約51点ほどの高得点になっていたので、例年よりも合格点が数点上がるであろうという可能性が高くなっていました。
もしかして、50点でもダメなのか!?
今年から合格率が30%くらいに絞られたとしたら・・・・・・。
そんな不安も脳裏によぎりましたが、第27回社会福祉士試験の合格発表日までを不安な気持ちで待ち続けているみなさんと共にその時を迎えました。
そして、訪れたのは社会福祉士試験ぶりの厚生労働省。

事前にブログ上で私が直接会場に足を運ぶことを告知済みでした。
3年前の合格発表時とは会場が異なって、広い講堂でした。
あと5分ほどで合格発表タイムです。
既に20名ほどの受験生達が扉の前で待機していました。
この中に私が知っているブログ読者の受験生の方はいらっしゃるのだろうか。
そんな思いで眺めていたところ、合格発表時間ジャストになって、職員の方々が扉を解禁しました。

これだけの広さの講堂だけに、掲示板に貼られていることを期待したのですが、やはり今回もテーブルの上に合格者受験番号が冊子になって置かれていました。

隣の社会福祉士の合格番号確認は列を作って大勢並んでいましたが、精神保健福祉士に関しては、さほど多くなく、すぐに番がやってきました。

ありました!!
合格を確認できた瞬間です。
次の役目は、ブログ読者の方に代行でお願いされていた社会福祉士合格者受験番号の確認です。
順番待ちの間に、隣に置かれている試験結果の詳細を見て、愕然としました。
合格率27%、合格点88点という想定外の数字がそこに刻まれていたのです。
精神保健福祉士も全体91点、専門科目のみ44点という高水準です。
専門に関して言えば、前年よりも6点もアップしていたので、驚きでした。
私のもう一つの目的は、ブログ読者である受験生の方と合格の喜びを共有することでした。
そして運命の廻り合わせのように、合格発表前日にブログに「厚生労働省に行くかもしれない」と書き込まれていた方と現場で逢うことが出来ました。
合格絵馬をスマホの画面で表示されていたので、目にした時は感動物でした。
合格発表の場では、よくあるワンシーンのように「やったぞ~~!!」とか、「受かった~~~~!!」なんて熱い光景を想像するものですが、声に出して喜びを表現されている方はほとんど見受けられませんでした。
そんな中、私達は人目を気にせずに合格を喜び合っていました。
あの瞬間の喜びと感動を知っているからこそ、私のモチベーションにつながっているのです。
学校の仲間達も全員合格を果たして、私を含めて4月からは精神保健福祉士を活かした仕事に繋がって行きました。
今年は精神保健福祉士を受験されたみなさんの番です。
自己採点結果から合格点が不安で仕方がない方も少なくはないと思われますが、やることをやったみなさんが幸せになれないはずがありません。
満開の桜の下で、たくさんの喜びの声が目に浮かびます。

その時は遠い未来ではありません。