今年度試験に向けて、絶対合格を考えている方を対象にした記事です(主に社会福祉士受験生向け)。
初回受験も再受験も共通しています。
いつから勉強を始めるのがベストなのか
1.4月から(あるいは試験終了から受験勉強をスタートされた方)始める方
2.4月から始めるものの、途中で中だるみして秋ごろからエンジンがかかる方
3.夏が明けて秋から勉強をスタートされる方
4.直前期の冬から勉強をスタートされる方
過去4年間の受験生の傾向をまとめると、上記の4つの形が見られました。
どのやり方が正しくて、合格率が上がると言うような話ではありません。
人それぞれ自分に合ったペースがあるので、何よりも無理なく継続できるような期間で取り組まれることが肝心になってきます。
仮に2のやり方を進まれることになったとして、秋ごろから再始動したとしても、それまで勉強していたことを全部忘れていたということはありません。
少しだけでもコツコツ勉強しておけば、間が開いてもその蓄積が役に立てる時が来るので、この時期からの勉強は無駄ではありません。
仕事や家庭との両立で合格を果たせるのか
受験を志すにあたって、受験そのものだけに没頭できれば理想的に思えることでしょうが、現実的には仕事、子育て、家庭、介護等と両立しながら長丁場で立ち向かって行かなければならない方が大半でしょう。
途中で挫折せずに最後まで全う出来るような勉強生活を送られることが何よりも大切です。
そして、合格者の方の声をご覧になればわかるとは思いますが、両立でも合格は不可能ではないということも忘れないでください。
中には是が非にでも絶対合格を掲げて、仕事を退職されて勉強一本で臨まれる方も毎年いらっしゃって、今年も合格の声が届いているので、両立も受験のみの挑戦もいずれも合格は成し遂げられると先輩たちの背中が教えてくれます。
これから社会福祉士試験を目指す上で自分自身と向き合うことが幾度と無く訪れるでしょう。
「なんでこんなにもの覚えが悪いんだ」
「こんな自分が合格できるのだろうか」
と、壁にぶつかってしまうような場面が一度や二度訪れるかもしれません。
そんな時こそ、「なぜ社会福祉士を目指したのか」「社会福祉士合格後にどのような自分になりたいのか」という原点や未来図をイメージングすることで、一歩前進できるものです。
社会福祉士試験受験の前に合格という自信をつけておくことも有利です
試験そのものに慣れていない方や、何度も受験しても結果が出てない方は「試験に慣れる」「試験に合格する」という実績を作っておくことも弾みになります。
例えば私がオススメしている社会福祉士関連資格の一つは東京商工会議所主催の「福祉住環境コーディネーター」です。
建築の基礎知識も求められる試験内容ですが、高齢者や障がい者をとりまく環境や相談援助支援などは、社会福祉士試験のカリキュラムに共通しています。
3、2、1級があって、4択から1つを選ぶ出題形式です。
合格基準は100点中の70点以上の絶対評価です。
2級までは社会福祉士試験よりも難易度も低く、社会福祉士試験の入門資格としてオススメです。
1年に試験が2回受検チャンスがあり、7月と11月(1級は11月のみ)になります。
7月試験は今月下旬の26日から申し込みを開始です。
詳しくはこちらから
受験のことを周囲に秘密にしておくかどうか
初回受験にしても、再受験にしても、会社の人間やご家族の理解や協力も欠かせないので、受験を秘密にしておくよりも、予め話しておいた方が精神衛生上にも良いかもしれません。
中には、周りに受験を話すことでプレッシャーになるから控えている方もいるかもしれませんが、「絶対合格」へのモチベーションは高くなる効果もあります。
「これだけ応援してもらっているのだから合格しなければならない」
「合格して周りに還元したい」
という思いがいざという場面で自分を鼓舞して逆境を乗り越えられる力へと変わるのです。
そして、合格発表日に理解者、協力者と喜びを分かち合えるのは格別の喜びです。