「TAKA氏、いい加減もうこの辺でやめておきなよ、何があったの!?」と言われてもおかしくないくらいの本日5度目の更新です。
以前伏線を張った「思い立ったが吉日」を実践してみたまでで、今回1日の最高記録に挑戦してみました。
このまま6記事目も行きたいところですが、タイゴウくんとウカるんちゃんが必死に止めてくるので、ゴウカクの5回目とも言える今回で終わりにしたいと思います。
明日から本当にネタ切れになって急にストップしてしまうことを心配されている方もいらっしゃるかもしれませんが、その点はご安心を。
あと数日は1日1記事を確実に実行できる予定です。
◆ 「過去問題が通用しなくなった」という叫び
「本試験では、過去問だけでは通用しなくなった」というフレーズは、宅建や行政書士試験においてもよく使われている言葉です。
その主な理由は、過去問から出題されていないような新出問題が増えているからというものです。
確かに、一理あります。
過去問一点学習で取り組んだ私も、実際に新出問題には苦戦しました。
毎年必ず過去問では見たことないがないようなクセのある問題もぼちぼち出されています。
それらの難問は全滅覚悟だったのですが、いざ自己採点をしてみると、2問に1問は解けているような結末でした。
これは、過去問を何度も解いていて本番形式に慣れていたことによる賜物だと振り返ります。
目を通してみて正解が分からなくとも、センスやひらめきで解けていたのです。
過去問を多く解いていると、頻出されている問題や、キーワードに気づいていくため、勘の良さが鋭くなります。
そして、解けば解くほど消去法のテクニックも自然に身につくのです。
「過去問を制する者は試験を制する」という言葉は、廃った昔話ではなく、現在においても健在しています。
たとえ新出問題がボロボロだとしても、その他の基礎問題を取りこぼさなければ合格できるように作られています。
第25回試験は前代未聞の過去問鉄板説を覆したような波乱の回に終わりましたが、26回試験以降は過去問がベースのような基礎問題が散りばめられているのが特徴的です。
過去問からの類似問題は、毎年必ず数十問は出題されているので、過去問ベース群を確実に得点源にできるかどうかで合否が分かれるのです。
また、午前科目でまんまと面食らってしまった受験生も、午後科目で挽回することも可能なのです。
午後科目は、正しい型さえインプットしていれば、事例問題等を通して大量得点できるのです。
そもそも毎年の傾向ですが、午前科目の方が、出来の悪い方が圧倒的に多いです。
実際に、午前は4~5割くらいの出来でも、午後が7~8割得点できて、総合で合格ラインの6割を上回って合格されている方が多数いらっしゃいます(自分もそうでした)。
それでもまだ過去問の是非について困惑されている方がいらっしゃったら、実際に過去3年分くらいを解いてみてから判断されることをオススメします。
最後に、赤マル福祉の第28回本試験合格発表後の分析で、以下のように書かれていますので、参考にどうぞ。
>合格率は例年と同様、30%を下回りました。このため、合格するためには万全の準備を整える必要があります。問題の難易度や合格基準点に多少の変動はありますが、今までの国家試験に合格された方々が実践してきた過去問学習やテキスト・参考書を確認する、といった学習が欠かせません。ここ最近の傾向からも、基本的な問題で取りこぼさないことが大切です。合格するための学習方法については例年通りであり、今後も変わることがないといえる試験結果でした。
正答と合格基準についてより