社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

第31回社会福祉士合格のためのインターネットサイトを活用する前に読む記事

 

いざこれから精神・社会福祉士の勉強を始めるとしたら、情報収集のためにインターネットを活用する方が多いでしょう。

 

YAHOO!やGOOGLE等の検索エンジンの入力欄に「社会福祉士 勉強法」「社会福祉士 難易度」と言ったキーワードで調べれば関連サイトが複数表示されるはずです。

 

拙ブログを初めて知った方も検索サイト経由という方が大半です。

 

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いつでもどこでもスマホやパソコン・タブレットで瞬時に情報が手に入るのがネットの強みでもありますが、絶対合格のためにはその情報の真贋を見抜けるかが要になってきます。

 

不特定多数の人間が匿名で書き込める掲示板やSNSサイトの情報を真に受けて受験に臨むと想定外の結末を辿ってしまう可能性が高くなります。

 

「社会福祉士試験は無勉でも受かる」とか「初受験でも一ヶ月くらい勉強すれば100点を超える」といった声を真に受けて準備もせずに受験すると「こんなはずではなかった」と後悔の念が植え付けられてしまうことになってしまうかもしれません。

 

人は自分にとって都合の良い情報を信じようとする習慣があります。

例えば、占いの結果というのもその一例と言えるでしょう。

 

全く受験の実態を知らない受験生がネットで「社会福祉士は簡単」という文章を複数目にすることで、楽な道を選ぼうとする自分を肯定して、努力を怠るようになってしまうトラップがあります。

 

ここで一例をあげますと、ネット上に存在する「資格取得に要する勉強時間ランキング」なるデータをご覧になったことがある方はいらっしゃるでしょうか。

他でもない社会福祉士試験も対象に入っています。



日商簿記3級.        l 50時間
シスアド初級..        ll 80時間
社会福祉士        lll 150時間
日商簿記2級.        lllll 250時間
大学生の年間勉強時間* lllll 268時間
宅建             llllllll 350時間
年間通勤時間(首都圏)*.. lllllllll 382時間
気象予報士         lllllllll 450時間
行政書士           lllllllllll 600時間
TOEICスコア860.      llllllllllllll 700時間
日商簿記1級.        lllllllllllllll 800時間
社会保険労務士....     lllllllllllllllllll 1000時間
浪人生の年間勉強時間* llllllllllllllllllllll 1173時間
中小企業診断士..      lllllllllllllllllllllllll 1300時間
1級建築士.          lllllllllllllllllllllllllllll 1500時間
日本人の年間労働時間* lllllllllllllllllllllllllllllllllll 1843時間
米国公認会計士....     llllllllllllllllllllllllllllllllllllll 2000時間
海外MBA           lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 3000時間
司法書士..           llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 4000時間
税理士...           lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 5000時間
公認会計士..         lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 5000時間
弁理士            lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 5000時間
法科大学院合格+.     llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
新司法試験合格      lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 8000時間
* は平均値: 学校の勉強を除く。残業を含む。

 


この情報と私が受験歴を照らし合わせると、私が第24回試験の学習を開始したのは、2011年12月19日で、本番は2012年1月29日でした。

実質、休息日を除くと、35日前後くらいの学習期間だったわけですが、実際に費やした総学習時間は、120~130時間くらいでした。

私の場合は、表にある150時間未満でした。

 

その数字だけを見ると楽勝に思えてくるかもしれませんが、その背景を考慮する必要があります。

 

学習時間はあくまでも純粋な試験勉強のみの総時間数です。

受験資格取得のための大学のカリキュラムやテストを含めれば、更に大幅に時間が増えます。

 

この学習時間と過去問一点集中式で、当時合格ラインである81点を突破できたわけですが、余裕合格(100点以上)ではなかったので、100点を取るためには三ヶ月くらいの学習期間は必要だったと振り返ります。

 

翌年の第25回試験からは合格率もぐっと下がり、第30回は合格点が基準点を大幅に上がるような結果となっているところからも試験構成は変化し続けています。

 

二つ選べ問題の登場など、試験傾向が複雑化したことを踏まえると、合格のための総合時間が150時間というデータは古すぎて参考にならないと感じてます。

 

更に、私は当時福祉業界に数年携わっていたという職歴や、それまでに15以上の資格試験に合格していて試験慣れをしていたという前提もあります。

 

加えてこのデータの出典が2010年以前のようなので、旧カリキュラム時代の社会福祉士試験をもとにした総時間数だと思われるからです。

 

総受験時間を過信して、勉強を進めるのは危険である可能性が高いと言えます。

 

例えば、下記のサイトでは、150時間に対して、学習期間と実務経験の総和としての平均時間10000時間であると述べています。


数値化されることで合格難易度や取り組み時間が把握しやすいと思えるかもしれませんが、その数字は普遍的なものではない点を意識することが大切です。

 

 

以前、

 

嘘を嘘と見抜けない人でないと掲示板を使うのは難しい

 

という発言を某巨大掲示板の元管理人が発して瞬く間に有名な言葉となりましたが、ネットの情報の信憑性を考慮せずにそのまま解釈して勉強に取り組んでしまうのはとても危険なことなのです。

 

情報を発信した人間はみなさんがその言葉を信じてどうなっても何ら責任を取ってはくれません。

 

中には、「今年から合格点が○○点になる」という情報をフライングで広めることで、受験生の不安を増長させていることを楽しみにしているような人間も見られます。

 

受験で精神が不安定なときほど情報を求めてネットサーフィンしたくなるものですが、情報源によっては更に不安が増してしまうリスクがあることを念頭に入れる必要があります。

 

ではどのような情報サイトが正しいのかという話になりますが、私が知り得る社会福祉士関連サイトの中で信頼できる場所は下記の通りになります。

 

 

1.福祉新聞

 


2.赤マル福祉

 

 

 

3.けあサポ

 


 

4.メディックメディア

 


 

5.資格取得で五時レンジャーライフ

 


6.ヤマダ塾

 

介護福祉士 社会福祉士 精神保健福祉士 国家試験 ~やまだ塾~ ケアマネ試験 福祉専門職 福祉行政 倫理綱領 受験対策 一問一答 模擬問題 解答速報 第27回 第17回

 

 

受験参考書籍や福祉ニュースの発信で有名な機関が多いですが、情報元が安心出来ることがポイントになっています。

 

インターネットは玉石混交とはよく言ったもので、情報の真贋を見抜くことが出来れば武器にもなるし、諸刃の剣にもなり得ます。

 

第30回の結果を受けて、「これ以上受験生への応援を止めてほしい」という訴えが絶対合格ブログに届いたことがありました。

 

このサイトを必要としている人間が増えることで、ますます競争が激しくなり、試験が難化するからという理由でした。

 

第30回試験の余波から第31回試験がどのような試験構成に変わるのかは予想の範囲内ですが、社会福祉士の需要が広まっている社会で、競争が激化する試験へと変貌するとは考えにくいです。

 

絶対合格ブログを必要としてくださる受験生や合格者がいる限り、これからも有益な場となれるようみなさんと歴史を刻んでまいります。