更生保護を身近に感じる運動について

しゃぁ！ウカるんちゃん、どやっ！！

とうとつすぎてびっくりしたわ。
それもパッチ・アダムスさんの感銘を受けたお笑い活動の一環なのかしら。

今、激しく運動中なんだわ！！

その半端ない意気込みを見ればわかるけれども、一体何のために運動をしているの？

社会のために決まっているんだわ。

なかなか思考回路が追いつかないわね。

この間街角のポスターで目にした「社会を明るくする運動」を実践しているんだわ。

更生保護の話ね。タイゴウくんがソロで張り切っているその運動とは意味が違うわよ。

なんてこっタイ！？

犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全・安心な地域社会を築こうとする全国的な運動のことよ。

そういうことなのか。ボクの勘違いだったよ。

例えば東京都の福生市では、保護司を中心に啓発活動を行っているのよ。

犯罪や非行をした人を社会から排除・孤立させるのではなく、再び受け入れることが自然にできる「誰一人取り残さない」社会にするため、次の事項を目標とする。

1. 出所者等の事情を理解した上で雇用する企業の数を増やすこと。
2. 帰るべき場所がないまま、刑務所から社会に戻る人の数を減らすこと。
3. 薬物依存からの回復と社会復帰を長期的に支える地域の環境を作ること。
4. 犯罪をした高齢者・障害者等、社会復帰に必要な支援を受けられる環境を作ること。
5. 非行少年が学びを継続できる環境を作ること。

ダイバシティの観点で社会を見つめ直せる運動でもあるね。

ボクもボクなりに社会を明るくする運動を実践し続けることにするよ。