試験終了後から長かった合格発表の結果、自分が望んでいた結末ではなかった。
もしかしたら、自己採点の時点で、諦めはついていたのかもませんが、合格点次第ではと、完全に諦めてはいなかった方も多かったのではないでしょうか。
その直後の感情や気分は当事者でないと分からないものです。
かつて10回ほど発信し、合格発表日は一年で一番嬉しい日と哀しい日が交互に生じるのですが、この記事を執筆している際は何回重ねても悔しくて哀しくて筆舌に尽くしがたい気分でいっぱいになっています。
この記事をどんな気持ちで閲覧しているのかみなさんの表情や心境を想像しただけで、両手が震えてしまっています。
諦めずに挑戦を続けてこられたみなさまへ。
これまで「なんとしても合格を!!」という強い気持ちを私が維持できたのも、みなさん一人一人が合格への確固たる信念と希望を抱いていらっしゃる様子が幾度と無く伝わってきたからです。
みなさんのその魂が響かなければ途中で挫折していたことでしょう。
社会福祉士試験に関しては、今年度は例年にないくらい平均点が高かったので、100点を超えるような結末にならないだろうかと祈る気持ちでいましたが、蓋を開けてみれば、過去最高水準の105点。
不適切問題が生じたとは言え、合格率も30%を超えて、第15回試験の31.4%に次ぐ数字となりました。
精神保健福祉士試験に関しても、史上初100点を超える形になりました。
私も事前に予測はしていましたが、合格率30%超えで105点を超える結果になるとは、言葉を失ってしまいました。
この記事をご覧の方の多くはあと数点で届かずという無念を覚えているのではないかと想像しています。
一朝一夕で気持ちの整理がつくものではないかもしれません。
仕事にプライベートに、色々なものを犠牲にされたり、たくさんの協力を得て挑まれた方がほとんどだと想像しています。
まだ現実をにわかには受け止められずに、放心状態の方もいらっしゃるかもしれません。
あと数点という辛すぎる現実から自暴自棄になっている方ももいらっしゃるかもしれません。
自分だけが取り残されてしまった孤独感や虚無感で打ちひしがれていらっしゃる方もおられるかもしれません。
やり場のない思いがコントロールできずに、ただただ崩れていらっしゃる方もいるかもしれません。
第30回試験結果の99点、そして6割基準を超える105点を明示化されて、もうこの試験に合格することは不可能なんじゃないか。あと1年も苦しみを抱え続けることなんて出来るわけがない。
コロナ禍で先の見えない不安と隣り合わせで必死に努力してきたのに、これからどうしたら良いのかという思いで打ちひしがれているかもしれません。
明日からどうやって、何を目標に生きていったら良いのか見失っている方もいらっしゃるかもしれません。
今この記事をご覧になっているみなさんとはお逢いしたことこそないものの、ともに今日まで切磋琢磨してきた戦友のような存在なだけに、みなさんの心境を想像したら辛くて哀しくて胸がとても痛いです。
この記事は合格発表の結果を受けて書いているところもありますが、何とも言えない無念の気持ちでこれまでともに合格を信じ続けてきた戦友としても力及ばずで申し訳ないです。
今はまだ実感が湧かない方もいらっしゃるでしょうし、とてもではないけれども来年度試験のことなど考えたくもないというのが率直な意見であるという方もおられるでしょう。
あるいは、あと数点だったからこそ、来年度こそは絶対合格という新しい目標を瞬時に掲げられた方もいらっしゃるかもしれません。
数日後、数週間後、数カ月後、どれだけの時間が必要なのかは一人ひとりによって異なると思いますが、たとえ再受験という形でなくても、また新しい目標を掲げて再始動される時が訪れるのならば、私も微力ながら応援をさせていただければと願っています。
様々な新しい一歩を踏み出される方の一助になれればという思いで、絶対合格ブログはこれからも継続していくつもりです。
全力で受験されたあなた様は尊いです。
続く