第24回国家資格キャリアコンサルタント実技面接試験を終えられたみなさま、まことにお疲れ様でした。
23日のCC協議会分を持って全工程が終了しました。
今回は、実技試験を終えてみて、後悔や不安に駆られている方に向けての記事になります。
11と12、18と19日、23日開催分の試験終了後感想アンケート結果が出ました。
計80名のみなさまからになりますが、実技試験を終えてみて、手応えを感じて自信満々の受験生の割合は少ないです。
第24回国家資格キャリアコンサルタント実技面接試験(CC協議会)最終日ですね。
— TÂKA3@歩く資格伝道師 (@zettaigoukaku59) November 23, 2023
23日に受験された皆さまの手応えについて意識調査を行います。
終了後にブログ記事内でまとめて発表いたします。
#キャリコン
模範解答が存在せずに、自己採点ができないので、「もっとああしておけば」「やらかしてしまった」という後悔の念や反省点ばかりが浮かんで来る方は少なくはないと思います。
現に私もそうでした。
事前練習を一切せずに、いつもの仕事の調子で臨んだのですが、ロールプレイ役の方の発話量が想定以上に少ないのもあり、気持ちを引き出していただくのに、四苦八苦しました。
会話の途中でタイムオーバーになり、息をつく間もなく制限時間付きの口頭試問に移り、回答しながらも、「まずい、自分が伝えたいように伝えられていない」と気づきながらも、時間を気にするあまり訂正することもなく、一発出たとこ勝負のような感覚でした。
時間内に全て回答できたので、面接官から「回答は以上でよろしいのですか?」というような質問を投げかけられましたが、一刻も早く終えたかった気持ちが先走り、「ないです」と即答して終えてしまった私は、業務のように本調子で全うすることはできない不完全燃焼感が残ることになりました。
自分の対応が合格圏内なのかどうか、ネットを使って関連動画を観まくったり、合格者や受験生の声を多数リサーチして、自己採点のような行動を発表日の前日まで行っていました。
だから、手応えがいまいちで、不安に駆られるお気持ちは自分のことのようによくわかります。
結果的に合格することができましたが、正直なところ、今でも合格できた達成感よりも、「あの対応でよかったのだろうか」「相談者役はどう感じておられたのだろうか」という、不足感の方が残っています。
キャリコン実技試験というものは、面接の採点方式を見ても、受験生側からはなぜその点数になるのかの事情は一切分からないので、想像の世界で向き合うような形に留まってしまうのですね。
正解が分からないからこそ、合泊発表日までもその後も含めて、学習を続けられるメリットもあります。
試験を受けたら終わりではなくて、キャリコン試験に受かったその後のリアルの面接も研鑽の連続ですし、面接の基本や応用のスキルやモデルをこれからも学び続けることで、実務でより活かすことができるようになるでしょう。
ただし、あまり動画を観すぎると、デメリットとして、自分のやり方(面接)に自信をより失ってしまうリスクもあります。
「やっぱり自分のやり方は間違っていた」「もっとああしておけば」と、後悔の思いが強まってしまう可能性もあります。
そんな時こそ、「合格の可否は自己採点では分からない」という原点を忘れないでくださいね。
自分では手応えがないと感じていても、相手役や面接官からすれば、自己評価以上に受け止めている可能性が十分考えられます。
そのくらいこの面接試験の採点は不確定要素がありますので、どうか希望の光を絶やさずに、合格発表日まで信じましょうね。
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