自分なりに頑張っているのにもかかわらず、思いもよらないところから打ちひしがれるような経験はないでしょうか。
もしかしたら、今まさにそのような無気力感を痛感している最中なのかもしれません。
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勉強が上手くいかないのかもしれませんし、仕事や身近な人間関係で躓いているのかもしれません。あるいはそれらの要素が複合的に襲ってきているようなSOS状態なのかもしれませんね。
このような、自分の努力だけでは一向に状況が変わらないような問題が次から次へとやってくると、己の弱さや人生の虚しさ等が一気に押し寄せてきて、窮地に立たされてしまうような心境に陥ることでしょう。
かく言う私も、人ごとではなく、今、まさに同時に色んな試練が押し寄せてきています。
一つは、他でもないこの絶対合格ブログについてです。
ネタ切れというのは毎年定期的に話題にしてきましたが、そこではなくて、数字的な観点です。具体的に言うと、アクセス数が年々低下しているということです。
ブログ開設12年目になりますが、現在の平均アクセス数は全盛期の6分の1くらいに下がっています。
厳密に言うと今に始まった話ではないのですが、年々減少しているのは事実です。
ブログで生計を立てているわけではありませんが、やはりアクセス数はモチベーションのバロメーターにもなりますし、どのくらいのビジターに読まれているのかというのも、作成の動機につながります。
基本的にはボランティア感覚で行っていますが、1記事作成するのにそれなりの時間を費やすので、数字が少ないと、「本当に必要なのだろうか」と、自問自答が深まることもあります。
2つ目は、仕事面についてです。
守秘義務があるので詳細は言えない部分がありますが、ざっと言うと、不可抗力な出来事が訪れているということです。
これまで自分なりに努力を重ねてきたことや、会社に貢献してきたつもりだったのが、大どんでん返しという状況です。会社への失望感に打ちひしがれているという感じでした。
3つ目は、私生活についてです。
これはたまに話題にしていますが、趣味で参加しているゲームのフォトコンテストに4ヶ月連続で落選していまして、入選に関しては自信を失っている心境です。
他にも、家庭内で上手くいっていたと思っていたことが、運命のいたずらで覆ってしまったりすることが立て続いている日々です。
そういうしんどいことが続くと、自分の存在がちっぽけに思えてきて、いかに無力感であるかという感覚に覆われてしまうものです。
努力とか、情熱とか、知恵を振り絞ってどうにかできる問題(レベル)ではないのですよね。
攻略法や即効性がないからこそ、きついのです。
こういう時は、答えが欲しくて、情報を渇望して求めたり、誰かにすがりたくなりますが、一時的に気が晴れたとしても、すぐにまた現実の厳しさが立ちふさがるものです。
どうにか抜け出そうと足掻けば足掻くほど虚しさや自己否定感が高まっていく悪循環にハマってしまうようになるのです。
こういう時は、人生でも初めてではないので、台風のような感覚で通り過ぎるまで待つしかないかなと経験上からはわかっています。
ブログのアクセス数についても、バズりでもしない限り、一朝一夕で上昇することはないですし、仕事面の危機についても、自分が動けば状況が変わるという単純な話でもないのです。私生活についても同様です。
一方で、こういう危機が重なっている今は、まさに人生の転換期でもあり、新しい自分に生まれ変わるためのサインなのかもと思っています。
人生にとって大切なことがわかる瞬間って、こういう不可抗力の出来事が身に降り掛かってきた時ではないかと思っています。
「辞める」「辞めない」の葛藤が繰り返し押し寄せてきた時も、自分にとって何が大切なのか、どうなりたいのかというのを否応なしに考えさせられるはずです。
そうして、この難題を乗り越えた後には、これまで見えなかった景色や、自分の中での成長を感じられるようになる可能性が高いです。
心がこれ以上傷つかないために、自分を守るために、未来への不安を重ねている状況ではないかと私は思います。
「自分に解決できない問題はやってこない」という言葉がありますが、事実だと思います。
だから、今思い通りにならなかったり、理不尽とも言える難題がやってきていたとしたら、遅かれ早かれ過ぎ去るし、想定しているような最悪な展開にはならないと思います。
ブッタの言葉にもありますが、不安の根源はまだ起きてもいない妄想であるということのようで、目の前の現実から目を背けずに、耐え忍ぶことができるかもしれません。
私がブログのアクセス数が少なくても、こうやってこの記事を書いているのは、必要としてくださっている方の存在を感じられているからというのもあります。
自分の限界を感じながらも、少人数でもこの記事を読んで読む前よりも少しでも気持ちが楽になられる方がいらしたら、続ける意義があると思って書いています。
自分を守りながらも、自分が何を大切にしているのか、どうなりたいのかをじっと見つめながら、絶望しながらも諦めずに希望をともに探していきましょうね。
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