12月24日、25日は言わずと知れたクリスマスの2日間です。
来年の2月上旬に精神保健福祉士、社会福祉士国家試験を控えた受験生のみなさんからすれば、クリスマス気分どころではない方が多いのではないでしょうか。
数年前から「クリぼっち」という単語が浸透していますが、受験当時のクリスマスの夜、シングルベルだった私は、孤独を紛らわせるのも手伝って、ひたすら社会福祉士試験の勉強に没頭していました。
当時恋人がいなかったというのもありましたが、世間がクリスマスムード一色だからこそ、あえて勉強量を増やして、邪念をかき消したい思いもありました。
今でこそ、恋愛が全てではないという風潮が定着しつつありますが、20代後半から30代前半くらいまでは、恋人がいないという事実を負い目のように感じている時期が続いていました。
私の場合、このイブとクリスマス当日はいつも以上に勉強がはかどりました。
世の中が幸せムードな中、自分だけが一人籠もって世間とは反対の勉学の道に励んでいる自己陶酔に浸っていたのかもしれません。
恋人と別れた直後で、相手からの別れ際の一言が奮起する糧になっていたのかもしれません。
「社会福祉士試験に専念するから、これから会ったり、連絡できなくなると思う」
元恋人も社会福祉士受験を目指す同志でしたが、社会福祉士試験受験を別れの理由に突きつけられたことで、「絶対に合格して見返したい!」という思いが強くなりました。
今回は恋愛エピソードに着目しましたが、決して恋愛面だけではなくて、今の生活の中で、自分だけが独りぼっちで、取り残されたような孤独感や不安感に駆られている方は少なくはないと思います。
例えば、私の知り合いで、社会福祉士や精神保健福祉士有資格者でないために、契約を打ち切られてしまったという人間が複数いました。
人生の転機とも言える大きな出来事で、ストレスも半端なかったと想像しますが、その後見事に養成学校に入学し、試験に合格して当時よりも条件が良い仕事に就いています。
孤独や喪失体験というものは、バネのように反動となり、自分を向上させるための原動力に転換されるものです。
悔しさや切なさは、自分の中で消化不良にせずに、勉強に取り組むことで、レベルアップして新しい自分に生まれ変わることができるということです。
もし、この2日間誰かと過ごすご予定がない方は、あえて受験勉強に集中されることをオススメします。
ここで馬力を入れることで、本番の合否を分ける1点につながるかもしれません。
たとえこれまで人生が上手く行かなかったように感じても、挑戦を選ばれたあなた様の人生が一転しますように。
来年には、頑張れたご褒美に、合格証書という一足遅れたサンタクロースのプレゼントが届きますよ。
孤独と不安に向き合いながら頑張る受験生のみなさんへ。
みなさんは独りぼっちではありません。
2025年は私達と嬉し涙を一緒に流しましょう。
タイゴウくんとウカるんちゃんより、一年に一度のメリークリスマス☆彡