社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

見落とされがちな「誰と一緒に働くか」という要素について。

 

今の仕事を続けて行けるか、行きたいかと思える基準は十人十色ですよね。

 

「お金のため」だと明確な目的を持っておられる方もいれば、「やりがい」や「福利厚生」を重視される方や、それらの要素を複合的に勘案されたり、優先順付されている方等それぞれでしょう。

 

私の場合は、「誰と一緒に仕事をするか」という要素が大きなウエイトを占めています。

 

対人援助職は、基本的には個で展開するような仕事ではありませんので、誰かと一緒に、役割分担をしながら進行して行きますよね。

 

仕事の先には必ず「相手」がいるわけで、クライエントもそうですし、一緒に働く同僚や上司等の存在は常に影響し合っています。

 

自分で言うのもなんですが、これまでの仕事人生を振り返ってみても、職場の人間関係には恵まれた方だと思っています。

 

人間関係における「2対6対2の法則」という言葉、「自分のことを好きな人」が2割、「普通の印象を抱く人」が6割、「嫌っている人」が2割というような分け方がありますが、この比率に当てはまるかとうかはさておき、就業先では必ず窮地に陥っても助けてくれる仲間や、切磋琢磨し合える相手が存在しました。

 

20代前半でまだ社会経験が浅くて、直観重視で仕事していた私が、上司の判断にどうしても納得ができずに、職員会議で反旗を翻したことがありました。


敵対視されるようになり仕事が円滑に進めにくくなった時にも、加勢してくださった年配の同僚がいました。

そのような戦友とも呼べる方は、今でも連絡し合う関係です。

 

biz.tunag.jp

 

私が長年仕事を続けてきた際に、退職を決断した大きなきっかけとして、「一緒に仕事を続けたい」と思っていた仲間達が経営的判断により一斉に続けられなくなるような出来事がありました。

 

「この人たちがいたから続けてこられた」と思えるくらい大事に関係を築かせていただいていたので、非情な現実を受け止められず、私もともに去るという選択肢を進むことになりました。

 

会社の人間関係を理由に退職するような方はかなり多いことだと思いますが、私のようなケースはもしかしたら少数派かもしれません。

 

「誰と一緒に働きたいか」という視点は現代社会ではそこまで重視されていないようにも感じます。

 

「会社は一つの組織なので、そこで働く人間関係は上層部が采配するものであって、一個人が私情を挟む必要性はない」という冷静な指摘があるかもしれません。

 

ですが、私の中では自分のパフォーマンスやメンタル面を含めて、誰と一緒に働くかという要素はかなり大きいと実体験からも強調できます。

 

今回の記事は特にオチがあるわけではないのですが、最近辞められた元同僚と再会して、当時の気持ちがよみがえってきたタイミングでしたので作成しました。

 

もしかしたら今、みなさんが置かれている状況で何らかのヒントになれれば嬉しいです。

 

「「一緒に成功体験を重ねていくエンジニアの仲間を大募集!」的な求人に使われるアイキャッチ」の写真[モデル:大川竜弥 金子周平]