コミュニケーション能力2級認定講座を受講してきました。
本日、東京九段下で行われた「コミュニケーション能力2級認定講座」を受講してきました。
恐らくこの記事をご覧になっている方の十中八九が初耳の資格だと思いますが、なぜ私がこの講座を申し込んだのか、どのような受講生がいて、どのような目的で受講されたのかについて軽く説明したいと思います。
まず、私がこの資格の存在を知ったのは、遡ること3日前です(笑)
10月の心理相談員研修で知り合った、独立社労士・キャリアコンサルタントとして活躍されている先輩が、この資格の1級と2級を取得済みで、「コミュニケーションを根本的に見つめ直すのにぜひオススメする」と、太鼓判を押されたのがきっかけです。それが3日前だったわけです。
早速公式サイトを閲覧したところ、なんと11月30日講座分が、残り2席でまだ受け付けていたため、「善は急げ」ということで、クレジットカード払いで申し込みました。
この講座の内容や特徴については、公式ページをご覧いただければ、だいたいのイメージをつかめますし、実際の講座内容も合致しています。
検定試験のように、ペーパーテストの出来具合によって、合否を判断するような資格ではなくて、9時30分~18時までの一日みっちり使って、講義と実技(エクササイズ、コミュニケーションゲームと言います)を組み入れながら、最後に30分間の確認テストを解いて、合否が判定されます。
合格者は、二週間後に認定書が郵送されるそうです(不合格者は再試験問題が送付されるとのこと)。
講義内容は、社会福祉士・精神保健士や心理相談員研修カリキュラムに共通しているような「ラポールスキル」や「傾聴」の基本を学べます。
この日は全54名が受講していましたが、20代前半の若い学生の数が半分くらい占めているのではないかと思われるくらい多かったです。
何名かの学生さんたちの受講動機を聴かせていただいたところ、大学3年の就職活動戦線を目前に控えている今、面接や会社訪問等で、この資格で培ったスキルを活かしたいこと、履歴書に書いてアピールしたいと教えてくれた方々が多々いました。
大学で、言語を研究されている一環で受講されている方もいました。
また、マイナビの就職雑誌に、就活のためのオススメの資格として、紹介されていたのを見て、参加したという大学生も数名いました。
もちろん、大学生が全てではなくて、社会人の方も半数以上いらっしゃいました。
SE、飲食店員、販売員、公務員、サラリーマン等様々で、受講動機は、生涯学習のため、スキルアップのため、職場間のコミュニケーションを深めるためといった、十人十色でした。
驚いたのは、私の母校である福祉大学に在学中の社会人学生さんがいらっしゃったことと、社労士を取得済みの方がいらっしゃったことです。
向学心に溢れている老若男女の受講生さんとのコミュニケーションは実に刺激的でした。
個人的には、20代前半の若い学生さんと話したことで、軽くジャネレーションギャップを受けました(苦笑)
この資格は、受講料が決して安くはないため、気軽に申し込めるような資格ではないのですが、受講動機がはっきりとしている方には、取得意義があって、学びの場となると思います。