第24回試験を受験した同級生で、あいにく不合格になってしまった人の中で、「今年度の受験は見送る」という声が集まりました。
その理由として一番多かったのは、
「現職の必須資格ではないから」という声が挙げられています。
社会福祉士に受かっても、必ずしも相談業務を担えるわけではない。
介護職を五年続けているから、実務に直結するケアマネを受験する。
というA君や、
去年介護福祉士に受かったから、社会福祉士のモチベーションが落ちてしまって。
介護福祉士は実務に直結しているから、ヤル気が違った。
社会福祉士は資格手当てが出るから受けようとしていたんだけど、今いち乗り気になれなくて。
というBさん。
新卒で、社会福祉主事任用資格で採用試験を受けたら、晴れて採用されたC君は、新米職員だから毎日が多忙すぎて、受験どころではないとのこと。
そんな彼らが、第27回試験の受験を考え出したようです。
その理由は、「資格を取得して、ステップアップしたいから」と言った理由だそうです。
A君は、今の仕事に就いてから1~3年が経ったことで、業界の実態や、今後の展望が見えるようになってきたそうで、社会福祉士を取得して転職を視野に入れたいと語ってくれました。
例え転職につながらなくとも、資格を持っていることで、可能性が広がるから挑戦したいという気持ちに変化したそうです。
資格を必要になった時こそが変わるチャンスですよね。
受験資格とやる気さえあれば、いつだってチャレンジできることを彼らの背中から教えてもらいました。