社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

マークミスの不安についてその1

今日は、試験終了後に生じる不安の一つであるマークミス、転記ミスについて書いて行こうと思います。


私がマークミスの恐怖に合格発表当日までの45日間苛まれ続けたのは、社会福祉士試験の三か月前に受験した宅地建物取引主任者試験でした。


自分がボーダーライン上の範疇になる自己採点結果になるとは、想像していませんでした。


仕事中は、比較的気を紛らわせることができましたが、家にいても、外出していても、宅建の試験結果が気になって仕方がありませんでした。

気晴らしに旅行に行っても、友達と過ごしていても、上の空でした。

合格ライン、割問、マークミス、転記ミス、自己採点ミス、消し跡が正しく採点機に認識されているかどうかの不安が、頭の中で堂々巡りしていました。


こんなことを連日連夜続けていると、日常生活に異変が生じるようになりました。


一つ目は睡眠不足の問題。

深夜遅くまで、不安を和らげるために、一つでも新しい試験情報を目にするために、ネットの世界を徘徊していました。


二つ目は、記憶力に自信がなくなったことです。

あまりにも、マークミスを気にするあまり、仕事中に職員から聞いた連絡事項や、確認事項について、その時はしっかり覚えていたつもりが、後になると、「あれ?あの時本当にああいう風に言ってたっけ?」「なんて言ってたんだっけ?」と、度忘れが重なり、自分自身の記憶力を信じられなくなっていました。

きっと、「マークミスが起きて、不合格になってしまう」という最悪な未来予想図を描き続けていたことで、日常的にそのような場面が具現化していくようになったのだと思います。


三つ目は、社会福祉士試験の勉強に、全く手をつけられなくなってしまったことです。


翌年の1月に控えていましたが、宅建の合格発表が出るまで、気が漫ろになってしまって、勉強モードにスイッチを切り替えられませんでした。



このように、合格発表までは自分が自分ではないようでした。


自分の弱さや、心を整えることの難しさを、痛感していました。




◆ マークミスの心配を極度にする人ほど、大丈夫



蓋を明けてみれば、マークシートミスはなかったわけですが、ネット上でマークシートミスで不合格になった方は、「マークミス」など気にも留めていなかったようなタイプが、マークミスに遭っているようでした。

「マークミスに遭ったらどうしよう」という神経質な方ほど、問題ない場合が多いようです。

私のようにこれまでマークミスなど一切心配したことがないような人間も、ボーダー上にいると不安な心理から、余計な想像を広げてしまうものです。
 
毎年マークミス、自己採点ミスで不合格になる方は数人いるようですが、合格発表後は、圧倒的に「マークミスがなくて、受かっていました」という報告が多い現実からも、マークミスはきっとないので大丈夫ですよ。

無意識が良い方向で働いているはずです。自己採点結果を信じてあげて良いですよ。
合格さえ手に入れれば、杞憂だったと振り返ることができますから。

最後に、私がマークシートミスの恐怖で眠れない時に、ネット上で目にした救いの言葉を紹介します。

 




 Q.講師の方に質問です。

 自己採点では合格点丁度だったのに不合格だったっていう生徒は毎年いますか?
 もしいるとするならそれは毎年結構な数なのでしょうか。


 A.極稀です。滅多にない事ですがいらっしゃいます。

 生徒さんの点数は前もって解っていますので、ボーダー発表後には当落が解ります。

 最初はこちらからは連絡等は一切しませんが、合格者の方からは電話が入ったり、 学校に「先生いますか?」と尋ねてきて下さいます。

 しかし、発表の際にボーダーなのに不合格になった方も本当に居ます。
 マークミスでしょう。

 或いは、問題用紙にあんまり○×をしていない方の場合、解答速報のときに問題を見ながら、「あ、これ確か正解の肢を選んだような・・・」という様な  非常に単純なミスでカウントする方もいますので。

 ここで何よりお伝えしたいのは1点。

 『本当に試験中にマークミスをした方は、必ず試験後に覚えています。
 頭を抱え込んでしゃがみこむ姿を見てきました。

 逆に、マークミスしてたらどうしよう・・・・とか、マークミスしたかも・・・・
 という位の方は 実際はマークミスはしていません』 という事です。 

 何度も見直して提出した解答用紙です。
 不安な気持ちは重々解りますが、自分を信じてください。



 

「正しいものを二つ選べ」問題の影響で、マークミス、記入漏れの不安に苦しまれている方が少なくはないかもしれませんが、結果的に杞憂であるよう心から願っています。