受験体験談その7 -合格発表までその1-
なんとか模範解答の結果85点を超えた私でしたが、
合格ライン基準の6割(90点)には届いていなかたので、
ボーダー上にいることには変わりありませんでした。
過去のデータを見たところ、87点が合格ラインだった回もあり、
(第20回)油断大敵でした。
しかしながら、よくよく調べてみると、「不適切問題」というもの
が存在するようでした。
私はこの時に「社会福祉士試験における不適切問題」という
言葉を初めて知りました。
前にも触れましたが、2011年10月に受けた宅建受験
でも、前代未聞の誤植による不適切問題が発生したわけ
ですが、社会福祉士試験では頻繁にあるようです。
大体2年に1度くらいのペースで1~2問挙げられていました。
不適切問題とは、あいまいなものや、明らかに選択肢の
内容が間違っていて合格発表時に発表されるものでした。
全員加点か、複数回答という形で受験者に処置されます。
受験終了後から、不適切問題の議論がネット上に広がる様に
なりました。(不適切問題の波紋については後述します)
自己採点が終わった後に、共に受けた同級生達数人に
連絡を取ってみると、みな「あれだけできなかった」と
ぼやいていたのに、90点超え(中には100点超えもいた)
という余裕の声を聴かされたので、ボーダー上にいる私だけ
置いてきぼりになった気分でした。
私を含めてみんな社会人学生でしたが、みんな陰で努力して
いる実態を知らされました。
合格内定組の友人達は、トドメめの一発を残してくれました。
「3月の合格発表の後は、合格祝勝会をやろうね!」
私の場合は万が一の結果があるので、同級生達の勇姿を知って、
ただただプレッシャーが増しました。