第25回社会福祉士試験が終了してから1週間後に、都内の某所で合格祝賀会を開きました。
その中の参加者には、合格点72点、合格率18.8%という波乱に終わった試験で、なんと110点以上の高得点を叩き出して、一発合格を果たされた方がいらっしゃいました。
それだけの高得点を取れたのには、徹底的な試験対策を練ったのだろうと予想していたら、意外な言葉が返ってきました。
その方は新卒生なのですが、具体的な受験対策は、学校で使っているテキストや教材、プリントを真剣に取り組んで、普段の授業をしっかりと聴いていたことに尽きると。
私はてっきり、ものすごい問題集の量をこなして、試験対策講座などにも参加しての結果だと思っていましたが、そのやり方で高得点合格を果たされたのはすごいの一言でした。
その後に続くフレーズがさらに印象に残りました。
社会福祉士試験の勉強はとても面白かったです。
100点を超える好成績を出せた背景には、純粋にカリキュラムが面白い、勉強していて楽しいという原動力があったのです。
19科目もの量、来年は何が出るのかわからない不安から、なかなか勉強に力が入らない方が少なくはないでしょうが、少しでも勉強を楽しいと思える領域に達することができたら、勉強に対するモチベーションも変化してくるかもしれませんね。
世の中には常識の上を行く先駆者が存在するものです。
79歳で宅建を取得した後、80歳で起業して、年収3億円を記録した女性が存在します。
和田京子不動産の社長、和田京子さん(85歳)です。
ご主人が他界され、78歳の時に不動産会社を目指しだします。
大原の資格学校に通いながら、宅建試験に一発合格を果たします。
そして、80歳の時に和田京子不動産を立ち上げました。
仲介手数料無料という不動産業界の常識を覆す取り組みをベースにおいたところ、同業者からクレームや圧力が相次いだようですが、お客第一主義という考えで貫きました。
現在は、24時間営業と言うコンビニのようなシステムで好評を得ているようです。
和田京子不動産⇒https://www.wadakyoko.co.jp/
好きこそものの上手なれと言うように、自分の将来のために、楽しみながら学習している受験生は、結果一つにしても大きな差が出てくるものだと考えさせられました。