7月も終わりに近づいているこのタイミングで、改めて私が受験時に実践した社会福祉士試験対策学習法を要約します。
「4年分(600問)の過去問を全科目最低3周以上反復学習する中で、一問一答式で進めて行く」
というものです。
ただし、私の場合は残された試験時間が35日ほどしかなかった中、駆け込み式になってしまって、そこまでしか学習できなかったので、90点超はできませんでした。
昨今の試験傾向を見ても、個人差はありますが最低でも5周以上(できれば10周以上)の反復学習をおすすめしています。
分野別(科目別)に作られている問題集をチョイスしました。
どの分野から開始するか、どんな順番で進めて行くかは個々人次第ですが、特に学習開始の時期は、18科目もの出題範囲を万遍なく同時進行で進めて行く方法だと、ある科目で躓いて全体のモチベーションが落ちてしまったり、1科目ごとの理解が浅薄になってしまう可能性があります。
そこでまずは一つの科目を徹底的にマスターしてみることで、エンジンがかかりやすくなるメリットがあります。
また、その科目で学んだ項目が、別の科目にも登場することがあります。
「これは以前出てきたな」と、過去の学習と重ねることができれば、理解度も深まるでしょう。
苦手な科目(ざっと見て難しそうな科目)から入るか、解きやすそう科目(事例が多い専門科目等)から入るか、自分にあったやり方で良いでしょう。
私はとっつきやすい専門科目「相談援助分野」から入りました。
社会福祉士試験に慣れるため、得点源にするためでした。
導入としては間違っていなかったと振り返ります。
続く