分野別の過去問を一通り回し終わったら、次は本番形式の150問を解いてみることをオススメします。
模擬問題集等も一つの活用方法ではあります。
できればまずは前年度の試験問題が理想です。
その理由は、次年度の試験では、前年度を踏襲した類似問題が出題される可能性が高いからです。
他にも、法改正の影響や福祉情勢、出題傾向からして、数年前の問題を選ぶよりも、近年の物を選んだ方が本試験に近い模擬試験として解くことができます。
150問を通しで全部解いてみると、これまで分野別で培ってきた勉強法の成果がその場で分かります。
私の場合は、試験の4日前に第23回(前年度)の問題を初めて順に解いてみたところ、共通科目の時点で惨敗だったので、いかに自分の勉強が浅薄だったのかを思い知らされました。
全体の4割くらいしか解けていないのです。 しかも0点科目1つのおまけつきときました。
ショック療法でしたが、自分の実力を客観視するためには効果がありました。
分野別だけで本番に臨んでしまうと、全体を通してどの程度本番で実力を発揮できるのかを計測しにくい危険性があることを知りました。
分野別で反復学習を徹底した上に、本番形式を一通り解いてみることで、いざという時に地力を活かせると思います。