今年の箱根駅伝の予選は熾烈な結果に終わりました。
各大学ごとの選手の合計タイムを競い、上位10位までが本選への出場切符を手にすることができるのです。
10位に入った上武大学と、11位の国士舘大学の差はわずか10秒という結果でした。
競争というものは非情なもので、たった10秒の差で明暗が分かれたのです。
それは資格試験も例外ではありません。
どの資格試験もそうですが、1点の差で合否が分かれることは共通しています。
昨年の試験結果でも、あと1点で悔しい思いをされた受験生の声が脳裏に刻まれています。
私もかつてあと1点で泣き、1点に笑う両極端な経験を体験しています。
一方で、あと1点で悔しい思いをされた方が、リベンジ合格を果たされた歓喜の声も寄せられます。
諦めなくて良かった。
成し遂げた自分を誉めてあげたい。
彼らの背中はひと際輝いていました。
合格さえすれば、これまでの軌跡が報われるのです。
国士舘大学の部員達も来年この悔しさを糧に巻き返すことでしょう。
もしもあと1点で悔しい思いをされた受験生がいらっしゃるとしたら、今年度こそは勝ち誇っている自分を想像して、そこから糧に試験日まで過ごしてください。
辛く孤独な受験生活も、合格を掴み取っている自分と、その先をイメージングすることで、乗り越えていけるものです。
思考は具現化します。
11月1日のゾロ目の日に1点の奇跡を込めて。