『社労士V ハルの社労士試験半年・一発合格の極意』 大沢治子著
「社労士受験コンサルタント」という珍しい肩書を持つ、社労士受験指南のエキスパート。
駒沢大学経済学部卒業後に、英検準1級を取得。IQは100の凡人と評しています。
平成11年、独学・半年(総勉強時間約820時間)間で、一発合格を果たします。
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平成27年度試験は2.6%、平成28年度試験は4.4%という超難関試験へと変貌している社労士試験。
本書では、社労士試験を独学で最短合格を果たすためのノウハウが凝縮されています。
注目した点は、「過去問を使って、一問一答式の勉強法が効果的である」という具体例が紹介されていたところです。
社労士試験において、過去問がいかに大切かについても触れられています。
当ブログの趣旨と合致している部分だったので、思わず取り上げました。
社労士試験では、広範な試験範囲の中、基本となるのは「知っているか、知っていないか」で、合否が分かれるようです。
過去問を制するものは試験を制するという言葉は難関の社労士試験でも例外ではないようです。
基本の基を押さえることがいかに重要かという点は社会福祉士試験も社労士も共通しています。
大学受験に社労士試験を受験されて合格を果たされた方が近年の傾向をこう分析されています。
4.4%という数字だけを見ると、異様に難関なイメージを抱くかもしれませんが、社労士試験の合否を分ける基準はシンプルです。
基本知識を確実に固めておくと合格する。逆に、基本を雑にすると、アッサリと不合格になる。これが社労士試験の特徴です。
国家試験ですから、さも難しい問題が出題されるのではないかと思うでしょうが、実際は基本問題のオンパレードです。
ただ、誤解してはいけないのは、「基本 = 簡単」ではないということ。基本や基礎というと、「んなもん、簡単だゼ」、「チョロいチョロい、余裕だね」と油断する人が多いですが、そういう人はまず不合格になります。
基本知識を雑にしていると、ポンポンと不正解になり、驚くほど点を取れないのが社労士試験。逆に、基本知識を入念に理解しておくと、着々と点数がアップします。
基本問題や基礎問題をシツコイほど繰り返す。これで私は大学生の頃に社労士試験に合格しました。
引用元
当たり前のことを当たり前に行うことの大切さや難しさは社会福祉士試験も同様です。
焦らず着実に目の前の問題を解いて行きましょうね。