社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第37回社会福祉士試験・第27回精神保健福祉士試験対策・国家資格キャリアコンサルタント試験対策がメインですが、全ての資格試験に共通する効率勉強法を紹介しています。

社会福祉士試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間、キャリコン試験は約30日間独学で一発合格を果たし、公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

試験前から合格発表日までのマークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

一週間や一ヶ月で国家試験に合格する受験生の背景には。


この絶対合格ブログでは7割を目標に効率的な勉強法で最短合格を目指すことを目標にしていますが、実際に国家試験を超短期合格することは可能なのかどうかと思う方もいらっしゃるでしょう。

 

世の中には、一週間や一ヶ月といった短期間で受かる受験生も少数派ながら確かに存在します。

 

書店を見回しても、「30日で受かる○○試験」といったテキストや問題集が目に入るほど、短期間合格は食いつきがよいのです。

 

ただし、表面的な数字だけで試験全体を判断しようとすると、思わぬ落とし穴が用意されているものです。

 

これまでも例に挙げてきましたが、ここで社会福祉士と難易度を比較されることが多い、同じ国家試験の宅建士試験を例に取り上げます。

 

 

短期合格者で知られる2名の方のエピソードを紹介します。

 

一人目は、2012年1月に放送された、NHKの「資格はばたく」で、わずか三日間の駆け込み勉強期間で受かった受験生の体験談です。

 

この方は、当時アパマンショップ三軒茶屋の店長でした。

 

多忙な業務の中、直前まで勉強ができずに、本番直前の三日間は、ほぼ睡眠をとらずに臨んだとのことです。

 

テキストを見る時間などなかったので、過去問を三周回した過去問オンリー勉強で挑んだそうです。

 

その結果、ギリギリ合格を果たします。

 

 

二人目は、LEC行政書士講座の講師として有名な横溝慎一郎氏です。

 

2008年に一週間の勉強で宅建士試験に合格しています。

 

 

この二人の受験体験談を聞いて、今までに宅建士試験を受けたことがない方は、

 

「宅建って簡単に受かりそうだな」という印象を受けたでしょうか。

 

確かに、三日間、一週間という表面的な数字だけを聞けば、あたかも容易く合格できる試験のように感じるでしょう。

 

しかし、短期合格のポイントとなる前提条件を忘れてはならないのです。

 

一人目のアパマンの店長は、業務に精通しているため、宅建業の知識があるわけです。加えて、宅建試験特有の「5点免除システム」を使って受験したかもしれない可能性も考えられます。

 

事前に講習を受けることで得られる5点免除制度を使っていれば、合格ラインの7割から残り科目で6割程度全体で取れれば合格できるのです。

 

二人目の横溝氏は、2000年に一ヶ月ほどの短期間で行政書士試験に合格している上に、行政書士講座を担当していたので、民法も熟知していますし、受験のテクニックも精通しています。

 

このように、合格者の背景を想像・理解した上で、試験の難易度を考察することが大切です。

 

一方、社会福祉士試験の場合は、「一ヶ月でも受かる」といった類の体験談のソースは、顔の見えないネット上であることがポイントです。

 

匿名性の書き込みからは、信憑性が非常に低いのです。

 

ですから、鵜呑みにして、本番直前まで手をつけない勉強観は危険すぎます。

 

拙ブログカテゴリーにある受験生の合格体験談や関連記事のコメント欄を見ても、実際に合格を成し遂げた受験生の生声はリアリティがあります。

 

同じネットの意見でも、ぜひ先人の背中を参考にしていただければこのブログが存在している意義があります。

 

この三連休、充実した自主学習をお過ごしくださいね。