社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

令和二年の第三回公認心理師試験を振り返ってみて、社会福祉士試験、精神保健福祉士試験に備える。

 

2020年12月20日に令和二年度第3回公認心理師試験が実施されました。


絶対合格ブログ読者のみなさんの中にも受験された方や、第1回、2回試験経験者の声がぼちぼち届いています。

社会福祉士試験と同時受験をされる方や、社会福祉士・精神保健福祉士試験合格後に受けられた方も多いです。

 

試験科目も共通点があり、現任者講習を経て、残り2年の実務経験者ルートを経て受験されて(された)いるようです。

 

新型コロナウイルスの感染者数が全国的に最高記録を更新しており、試験そのものの実施の可否について心配している方も少なくはなかったようですが、無事に行われたようで、今回受験された方はまことにお疲れ様でした。

 

私の知り合いにも受験者がいますが、試験の感想としては、「難化した」「出題傾向が変わった」という声が聞かれました。

 

過去問と比較する上で、参考になるのがこちらの試験分析記事です。

 

 

今年の問題はまた難しく、年々「幅の広さ」の傾向は強まってくると思います。これから問題分析と解説を、当塾の専門家集団が頑張りますので、詳細はあらためて報告したいと思います。

 

昨日、主任が夜中まで残っていましたが、「見たことがない言葉がある」とボソッと言っていました。彼をもってしても、まだ見たことがない言葉があるようです。

私から見ると、「これ何?」と聞くと、「それ模試で出しました」というものもたくさんあったのですが、まだまだ研鑽していかないといけないようです。


私が見る限り、徐々に難しくなってきている印象は強いです。合格率は昨年くらいではないかと予測しています。

一方で、私から見ても、明らかにわかる問題もありましたので、選択肢の加減で難易度は如何様にもなるとも思います。

今年は、「答えがはっきりしている問題」「知らないと無理な問題」「知っていても迷う問題」「どうにもならない問題」などバランスよく織り込まれてる印象です。

 

私たちが模試を作る際には、選択肢マジックはあまり多様しません。受ける人にとって、知識を得るという意味でメリットが少ないからです。しかし、本試験は、いろいろ折り混ざっているのが特徴で、それで難易度を調整しているという印象です。 

第3回公認心理師試験が終わりました :塾講師 井上博文 [マイベストプロ京都]より

 

 

公認心理師の合格率は第一回目が79.1%、第二回目が46.4%と、年々低くなっているので、現任者ルートが廃止される2022年までは、極端に合格率を絞らないと予想されていますが、今回がどのような合格率に絞られるのかによって、第四回試験以降の傾向が想像できます。

 

私は全問目を通していませんが、今回は、心理的な知識を問うものから、公認心理師として他機関連携や役割を問うような実務的な問題が増えたという声を聞いています。

 

前述した塾講師の試験分析を見て、

 

「答えがはっきりしている問題」「知らないと無理な問題」「知っていても迷う問題」「どうにもならない問題」などバランスよく織り込まれてる印象です。

 

という構成がまさに社会福祉士試験に共通すると感じました。


公認心理師試験は午前・午後に分かれていて、合計154問、合格点は6割程度と定められており、この点も社会福祉士試験に近いものがあります。

 

150問を超える大量問題の中で「奇問・難問・初見問題・頻出問題」を散りばめることで受験生の心理を動揺させて、平均点の操作を図るという点は同じです。

 

今年度の社会福祉士・精神保健福祉士試験を受験されるみなさんも、本番でこのような試験マジックに翻弄されることなく、「答えがはっきりとしている頻出問題」を確実にこなせるように、問題集トレーニングを重ねていってくださいね。