早いもので、10月も明日でラストです。
読書の秋
運動の秋
食欲の秋
と言える時期ですが、みなさんにとって大きいのは、資格試験の秋でもありますよね。
今月は、3年連続で受験者数が増加しているケアマネ試験があり、台風やコロナウイルスの影響で中止することもなく、無事に実施されました。
2018年度から受験資格等の試験制度が大幅に変わった影響で、一昨年は再試験併せて約4万人にまで激減したのですが、今年度試験は54,449人も受験されたようです。
改めて、社会的ニーズの高さがうかがえます。
気になる難易度ですが、前年度とほぼ同等、少し易しくなったと分析が出ていますね。
試験分野・試験科目の詳しい解説は後述するとして、本試験の全体像としては、出題範囲もほぼ例年通り、難易度も例年並み(過去本試験問題と同等の難易度)と判定しました。あまりに基本的な出題内容に、近々訪れる大きな制度の変化の「嵐の前の静けさ」とすら疑いました。
本試験全体の傾向としては、相変わらず、出題形式としての「3つ選べ」が、介護支援分野では25問中19問(76%)、保健医療福祉分野では35問中28問(80%)、全60問では47問(78%。昨年度は44問/60問。73%)と、昨年度を更に上回る割合でした。
予想される本年度「第25回」試験の合格基準点は、本試験の出題内容と過去問との比較などすべてを勘案し、介護支援分野14点/25点(56%)、保健医療福祉分野26点/35点(74%)、合計40点/60点(66%)としました。
令和4年度(第25回)介護支援専門員実務研修受講試験 解答速報・総評 - ケアマネジメントオンライン - 介護支援専門員の業務支援サイト(ケアマネジャー、ケアマネ、ケアマネージャー)「試験全体の出題傾向・難易度、予想合格基準について」より
合格予想点ボーダー範疇の受験生にとっては、12月初旬の合格発表が待ち遠しいのではないでしょうか。あと一ヶ月の辛抱ですね。
また、平成28年度から年2回の試験制度が全国展開に広がった保育士試験(筆記)がありました。
絶対合格ブログの先輩で、社会福祉士試験合格後に独学で受験されて2回目でリベンジ合格を果たされた方や、精神保健福祉士取得後に放課後児童デイを立ち上げた後に取得された知り合いもおり、毎年福祉資格取得後の受験生が多いです。
続いて宅建取引主任者から取引士に変わってから8回目の宅建士試験は、受験者数が約22万6千名と、前年度よりも受験者数が増加していました。
合格点が50点中32点〜37点までの振れ幅で各校が予想しているようなので、ボーダー範疇の方、1点で運命が変わる受験生は合格発表日まで不安が拭えないような心境が続くことが予想されます。
11年前に36点合格点の年に36点ぴったりで合格した私からすると、37点という予想点は想像しただけでもハードルが高いように感じていますが、予想数からすると35点前後に収まりそうな予感がしています。
自分で言っておいてなんですが、この「前後」という1点の重みほど宅建試験は痛感するものはありません。みなさんの合格を願っています。
11月からも各資格試験が続々と待ち構えています。
社会福祉士・精神保健福祉士を受験される方にとっても本番まで四か月を切ったこの時期は、緊張感が増しているかもしれません。
試験は水物なので、想定外の展開が待ち受けているものですが、いかなる場面においても動じずに、培ってきた全てを発揮できれば、合格は逃げては行きません。
「今年こそは絶対合格」のスローガンを最後の時までお守りに立ち向かって行きましょうね。