社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

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第23回国家資格キャリアコンサルタント試験まであと1週間ですね。【論述対策】


 

第23回国家資格キャリコン試験まであと1週間になりましたね。

 

ついにあと7日か」と、試験日が直前に迫ってきたように感じられる方もいらっしゃれば、「まだまだ時間が足りない」と、焦る気持ちが募っている受験生もおられるでしょう。

 

先日記事にしましたが、特にキャリコン学科試験は勉強すればするほど点数向上につながりますので、試験日当日まで諦めずに続けることで、本番で1点も2点も多く得点できるようになりますよ。

 

 

 

 

かくいう私は、本番1週間前に実力確認で第21回キャリコン学科試験を解いてみたところ、なんとギリギリアウトの68点で、ただならぬ焦りと無力感に苛まれることになりました。

 

しかしながら、そこから不退転の覚悟を持ってラストスパートをあがいて逆転合格入りを果たせました(本番は92点)。

 

 

 

さて、今回は、学科試験ではなくて、論述試験対策について、私の実体験をもとに、エールを贈らせていただきます。

 

 

学科試験は、過去問を何度も繰り返すことで、類似問題や同問題がベースになっている本試験対策にあたれますが、論述試験の場合、どんな出題なのか読めませんし、正式解答が公表されておりませんので、どうしたら高得点を取れるのか対策に悩まれている方もおられるかもしれません。

 

実は私はもともと学科試験のみを受ける予定で、実技も同時に申し込んだものの、三日坊主レベルしか勉強しておらず、対策という対策はほとんどこなしていないままの状態で迎えました。

 

 

 

 

 

使用テキスト・問題集は下記の一冊のみでした。

 

 

 

点数は50点中の34点で、ギリギリ70%に届かずという結果でしたが、手応え的にはもう少し点数が低くなると予想していました。

 

原点の主因は、「誤字を数文字していたこと」「枠外に数か所記入したこと」です。

 

 

試験を終えた時点で、確実に減点となるこの二要素に気づいていました。

 

事前練習不足が露呈した形でもあります。

 

どれだけ引かれるのかは調べようがないので、最後まで想像の世界との闘いが辛かったですね。

 

 

肝心な内容については、自分なりに持てる力を全て発揮できましたので、人事を尽くして天命を待つ状態でした。

 

では、ほとんど対策もせずに挑んだ論述試験でしたが、なぜ約7割の点数だったのかを分析したところ、解答の視点を意識しつつも、実務経験+学科試験で培った知識を、フレームワークのように応用できたからという結論です。

 

 

解答の視点とは、出題の意図を自分なりの考え(支援法)で記述しつつも、その根拠を逐語から拾ったり、表現を言い換えて、持論を展開したことです。

 

論述の採点基準は、採点者によってバラバラだなんてことはなく、加点キーワードが本文に書かれているかで影響してくるだろうと想定していましたので、自分の意見の根拠として、逐語から確実に点数につながりそうなワードを拾って、組み立てることに集中しました。

 

JCDA受験をした私の知人は、どの事例にでも該当するようなテクニックを応用したら、想定していたよりも点数が低かったと振り返っていました。

 

「採点者に見透かされた」と、苦笑いをされたのが印象的でした。

 

全体的に、論述式と言っても、一問につき、数行以内でまとめる形式ですので、大学の卒業論文レベルに求められるような行動な考察や試験を求められているわけではありません。

 

キャリコン学科試験で学んだシステマチックアプローチのプロセスを意識しつつ、「自己理解不足」「コミュニケーション不足」「認知のゆがみ」「仕事理解不足」「中長期的なキャリア形成不足」等のフレームワークを、根拠を盛り込みながら自分の言葉でまとめ上げれば、どんな出題でも合格水準は越えられるはずです。

 

 

あと、実際に受けてみて思いましたが、注意しなければならない点が、試験時間60分が思いの他短いことです。

 

学科試験は60分くらいで途中退出した私でしたが、論述試験については、試験官からストップが入る数秒前のギリギリまで書き直しをするなどして悪戦苦闘していました。

 

試験を終わった時点で教室を見渡しても、途中退出した受験生は多くはありませんでしたし、室内にこだまする鉛筆の音から、私のように最後まで粘って書き続けていた方も多かったようです。

 

 

結局のところ、最後の最後まで諦めない者が、キャリコン試験の学科も実技も合格を手にできると確信しております。

 

私も勉強時間が少なすぎるからと、事前に逃亡しなくて本当に良かったと振り返っています。

 

勉強の成果が表れるのが後になってという累乗の効果という言葉がありますが、残りの1週間でこれまでの学習の成果が見えてきたり、本番で成果を発揮できるなんことは机上の空論ではありません。

 

私はあなた様の可能性を信じております。