第24回国家資格キャリアコンサルタント学科試験が終わって一週間が経ちましたが、70点以上取れば絶対に合格できるとわかっていても、70点〜78点までの得点源の方にとっては、余裕で発表を待っていられるような心境ではないと思われているかもしれません。
ギリギリ70点超えているけれども、マークミスで間違っていたらどうしよう等、最悪の場面を想定してしまう方も少なくはないかもしれません。
今回は、70〜78点自己採点層に向けての記事になります。
私がお伝えしたい結論としては、「きっと大丈夫です」。
これまでも何度も別記事でも扱ってきましたが、マークミスで自己採点から大幅に点数が下がって不合格になってしまったという方の声は、絶対ブログ11年の歴史の中でも一握りしか聴いたことがありません。
そう言うと、「1人でもそういう事例があったのならば、自分も同じパターンになるかもしれない」と、更に悪い未来を描いてしまうかもしれません。
確かに合格できているという確証がないと、最悪の事態を想定してしまうような気持ちになってしまうのは私自身も何度も経験があります。
これまで受験した資格試験でも、決して余裕合格ではなかった試験が多数ありました。
国家試験の一例を上げると、
宅地建物取引士 合格点36点中36点
社会福祉士 合格点81点中84点
公認心理師 合格点135点中143点
これら3つの試験はいずれも受験生全体の出来で合格点が変動しますので、発表の瞬間まで何点になるのか不安が常につきまといました。
合格発表時のリアルな記録
宅建士や公認心理師試験は再受験で受けていたのも加わって、精神的なプレッシャーが押し寄せていたこともあります。
国家資格キャリコン学科試験は92点だったのですが、今年の6月に受けたキャリアコンサルティング技能2級学科試験は思いの外手応えが悪く、自己採点で80点を下回る78点でした。
「こんなはずではなかった」という焦りと不安に一気に覆われました。
三ヶ月前に受けたキャリコン学科試験よりも勉強時間が少なかったとは言え、カリキュラムは共通しているので、80点は超えられる算段でしたからね。
何度も自己採点をやり直しましたが、公式サイトから発表されているものなので、不適切問題でも発生しない限り、どれだけあがいても8割超えは不可能でした。
そして実際、結果は78点だったのです。
あの時、あの解答を変えていなければとか、もっと勉強しておけば、点数が上がってこんなに不安になることはなかったのにと、後悔のような念に駆られているかもしれません。
けれども、もう過去には戻れずに、合格を願うことしかできないのが歯がゆくて不安を掻き立てるのですよね。
その気持ちは痛いほど想像できますが、どれだけ点数を取れていたとしても、100点以外はかんぺきに安心できる点数はないと言えるかもしれません。
厳密に言うならば、仮に自己採点で100点を取れたとしても、マークミスが起きたらどうしようという「IFストーリー」を描いて不安に支配されてしまう可能性もあります。
キャリコン学科試験で自己採点92点だった私の心境は、「あと2問合っていれば95点を超えたのに」というないものねがりのような心境でした。
上記3点の試験のように、これまではギリギリ合格の試験が多かったのですが、キャリコン学科試験のように9割を超えていても、「この点数で良かった」と自信を持って言えるどころか、不足感を覚えていたのでした。
余裕があったからそう思えたところもありますが、なぜ自分が9割も取れたのか、初受験でしたがその時点ではいまいちつかみどころがありませんでした。
結果的に合格率も8割を超えていたので、私が9割を超えたのも奇跡的な点数ではなかったと知りました。
キャリコン学科試験時のことはさておき、私もギリギリ合格圏内の経験が何度もあるので、気持ちの保ち方の難しさはとても共感できます。
ですが、70点以上を取れれば合格ができるキャリコン学科試験においては、70点でも、78点でも、きっと合格できています。
これまで数十回資格試験を受けてきた私自身は、マークミスで自己採点から点数が下がった経験はありません。
あれだけ受験勉強を重ねてこられたみなさんですから、マークミスはきっとないはずです。
みなさんの絶対合格冬桜を心より願っております。
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