社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

就労継続支援事業所や放課後等デイサービス事業所で福祉職して生き抜いて行くためには。

 

就労継続支援A型事業所への事業所報酬引き下げによって、利用者5000人度が解雇、退職という衝撃的なニュースが目に飛び込んできました。

 

国は今年の4月、事業所経営改善を促すために、収支の悪い事業所への報酬を引き下げるという方向に舵を切り、その結果、多くの事業所が閉鎖へとつながっているというものです。

 

就労継続支援事業所の倒産率が高まっているというのは年々チェックはしていましたが、このようなニュースが目に留まるようになると、福祉とはなんぞやという思いが拭えなくなってきます。

 

確かに、私も仕事柄就労継続支援事業所と関わることが多いので、年々増加の一途を辿っているとは肌で感じていました。

 

売り込みや営業の頻度が日に日に増えていて、競合が激化しているというのも、やり取りしている中で伝わってくるものもありました。

 

この流れは、まさに成果主義とも捉えられるような形で、利用者さんに寄り添えたい、親身になって自己実現を手助けしたいという強い思いで福祉業界入りした方にとってみれば、理想と現実のギャップで苦しむようになってしまうかもしれません。

 

「人」相手のこの業界は、一朝一夕で収益を伸ばせるような構造ではないので、利益を追求し続けることで、どこかしら無理が生じてきてしまうと私は感じています。

 

それは、自分自身の心であったり、利用者さんであったり、サービスの質であったり、法改正等によって、よりハードルが高まって行くので、順応しなければならない大変さがあると思います。

 

放課後等デイサービス事業も事業所が増加していると同時に、倒産率も高まっているようです。

2024年の法改正により、サービスの展開も二分化してくるということで、より専門的なスキルや特色が求められてくるでしょう。

 

こう文字でまとめるのは難しくはありませんが、実際現場で経営者(現場サイド)視点と利用者視点のはざまに立たされると、葛藤や苦しみの時間も少ないのが大変なところではありますが。

 

社会福祉士や精神保健福祉士取得までに培った教養や、あなた様自身の人生経験そして、変化に対応できるような柔軟性や向上心、学びの連続によって、これからの福祉業界で生き抜いて行けるかどうかが分かれてくると感じています。

 

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