社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

まさかの展開に動揺三昧だった私の精神保健福祉士受験体験記 前編


1年前、私は第17回精神保健福祉士試験を受験しました。

合格発表日までの体験談は3月の合格発表後に公開しましたが、未だご覧いただいてない方に向けて、未公開情報を追記してお送りします。




 
そもそも私は社会福祉士資格と社会福祉士の実務経験が1年以上あったため、約1年間の短期養成学校に入学してからの受験でした。

つまり、共通試験科目は免除で、専門科目のみの受験という形です。

私が卒業した短期養成機関では、社会福祉士資格取得済みの方がほとんどですが、中には精神保健福祉士資格一本に絞って入学された方もいらっしゃいました。

一期一会の出逢いの場なので、自分から積極的に学生の方に話しかけました。

職業として特に多かったのがMSW、医療機関、他にもSSW(スクールソーシャルワーカー)や特別養護老人ホーム、就労継続B型事業所に勤務されている方がいらっしゃいました。

福祉業界とは全く別の業界、例えば不動産業界などに身を投じていらっしゃる方もいて、それぞれの世界観を聴かせていただいて触発されました。

特に4人の仲間達と意気投合して卒業まで切磋琢磨して来ましたが、みなさんそれぞれ本試験に向けては念入りに準備を重ねておられたようです。


月日は流れて、2015年1月24日土曜日。

決戦の場は、東京の流通センターでした。

1年に1回の一発勝負です。



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試験会場の看板を目にした時、必然的に「絶対合格!!」と気合を入れていました。

ブログ上では「試験を受けます」と宣言せずに、ひそかに受けていたので、まさに受験生の一人として立ち向かっていたわけです。


会場には30分以上も前に到着しましたが、なんと私はやらかし行為を犯していました。


教室を間違えて、気づいたのが集合時間の7分前だったのです





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どうりで自分の席がそこにないわけです。(気づくの遅すぎ!)

試験官に確認の上、全速力であるべき場所に向かいました。

建物そのものが違っていたので相当焦りました。


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てんやわんやで到着した頃には説明が開始するところでした。


息切れが激しくて、クールダウンして平常心に戻すのに時間がかかりました。

試験問題と解答用紙が配られて、試験開始の合図と同時に、深呼吸をして問題を開きました。



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まずは、精神疾患とその治療科目からです。


えっ!?(汗)


事前勉強では不得意な科目ではなかったのですが、

見覚えのないキーワードが次々と目に入ってきました。

ナニコレ珍百景状態でした。


他の問題も全問通して正解しているという自信が全くありませんでした。


私自身解くのは初めての2つ選べ問題が14問も登場して、揺さぶられました。

着席するまでにドキドキハラハラ劇があったのに、試験中も継続するかのようにドキドキものでした。


ここで怯んでしまったら、一巻のおしまいです。

自分を奮い立たせながら、冷静に取り組みました。



全80問を終えて、まだ残り時間が40分もありました。

マークミスの可能性があるので、10分かけて最初から一つ一つ丁寧に確認作業を行いました。

その結果、マークズレが1問見つかって、間一髪でした。


最後の最後までねばろうかどうか迷いましたが、私は自分が解いた直感を信じて、残り30分のところで途中退出しました。


既に何人かの受験生が会場の外にいましたが、果たしてどのような出来具合だったのだかは表情からは読み取れませんでした。

試験直後の感覚としては、社会福祉士試験の共通科目の時のような壊滅的な気分でした。


全80問を通して、確実に解けているであろうという実感があった問題は全体の3割程度だったのです。

私は、同じ会場で受験した仲間達が終わるのを一足先に待ち、試験終了後に近場の喫茶店で合流して「お疲れ様でした会」を開きました。

みな一同に「試験は難しかった。1科目目から何一つ合っていた自信がない」とこぼしていて、私だけではなかったのだと安堵を覚えました。


そして、その晩、恐る恐る真実を知るために、22時までに全問揃ったけあサポで自己採点を行いました。

絶対合格したいその一心で。


後編に続く